アガルート司法試験講座で評判なのが「予備試験最短合格カリキュラム」。
司法試験予備試験業界で高い人気を誇る定番カリキュラムについて現役講師の富川先生にインタビューさせていただき、公式サイト以上に詳細な情報をお聞きしました。
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1 予備試験最短合格カリキュラムの担当講師は工藤北斗講師から変更される?
基幹講座の講師が工藤先生から変更されると聞いたのですが…
その通りです。
予備試験司法試験は試験の仕組みが一定ではなく、出題傾向や試験科目などに変化があります。そのため、過去の合格者のノウハウがそのまま現在に妥当するとは限りません。
最新の傾向に対応するためには、出来る限り新しい年度で試験に合格した講師が講座を担当することが望ましいと考え講師の変更に至りました。
どの先生が、どの科目を担当されるんですか?
各科目の担当講師は、次のとおりです。
- 民法:渥美雅大講師
- 商法:若杉咲良講師
- 民事訴訟法:富川純樹講師
- 刑法:石橋侑大講師
- 刑事訴訟法:小島武士講師
- 行政法:井上絵理子講師
- 憲法:谷山政司講師
渥美先生たちも、これまでの工藤先生のように教材を自作されるのですか?
講師変更後も、テキストを講師が自作するというコンセプトは変わりません。
講師変更後の教材にクロスリファレンス機能はありますか?
こちらも講師変更前と同様クロスリファレンス機能は存在します。
2 予備試験最短合格カリキュラムの強み何か?
公式サイトにもメリットはたくさん書いてありますが、富川先生の率直な感想がお聞きしたいです。
予備試験最短合格カリキュラムの強みは圧倒的なフォロー制度にあると考えています。
講義動画やテキストの質が高いことは当然ですが、合格との関係では+αが必要であると考えています。
なぜならば、どれだけ講義動画やテキストの質が高かったとしても、①それらの使い方が分からなければ持て余してしまいますし、②そもそも学習を継続できなければ教材のよさを実感することができないからです。
具体的には、どのようなサポート制度がありますか?
予備試験最短合格カリキュラムには、カリキュラムの進め方、カリキュラムに含まれる講座の使いこなし方を解説した合格ハンドブック(講義付)や、毎月1回講師に学習の相談をすることができる学習サポーター、オンライン自習室で講師に直接質問できるオフィスアワーなどのフォロー制度をご用意しておりますので、上記の問題点も解消されております。
アガルートの予備試験最短合格カリキュラムは完全オンラインであるため好きなタイミングで受講できる自由度の高さがありながら、フォロー制度により通学予備校の面倒見のよさをも持ち合わせるカリキュラムになっていると自負しております。
3 法学部の学生でなくても司法試験予備試験の合格を目指せるか?
現役法学部生でないと合格は難しいのでは…という声もありますが、非法学部生、非現役生でも合格は目指せますか?
もちろん目指せます!法学部の講義は資格試験合格を目指したものではありませんので、講義を担当する教授次第では扱うテーマに偏りがあったりもします。
資格試験合格のためには網羅的なインプットが必要不可欠であるため、大半の受験生は網羅的な知識の習得を目指し予備校の講座を利用していると思われます。
結局多くの受験生が予備校を利用しているのであれば所属学部は大きな問題ではありません。
そのため、法学部の学生でなくても予備試験の合格を目指せます。
社会人が同試験を目指す場合、どのようなことを留意・覚悟すべきですか?
最も留意すべきは、時間の確保が思った以上に難しいことだと思います。
社会人として働きながら予備試験に合格された方の合格体験記は沢山ありますが、社会人といっても様々であり、ご自身が十分な学習時間を確保できる環境であるか(合格している社会人の方と近い環境にあるかなど)はしっかりと検討された方がよいでしょう。
高校生が同試験を目指す場合、どのようなことを留意・覚悟すべきですか?
高校生活とのバランスだと思います。予備試験の学習をはじめると、かなりの時間を予備試験の学習に割くことになります。
高校生活は一生に一度の経験であり、そのときにしかできない経験も沢山あるため、「今予備試験を目指す理由はなにか」を自分自身の中で整理し、明確な理由があれば思い切って勉強をスタートしてみてもよいと思います。
ロースクール生が同試験を目指す場合、どのようなことを留意・覚悟すべきですか?
ロースクール生活とのバランスだと思います。現在はロースクール在籍中に司法試験を受験することができる制度もあるため、ロースクールに在籍しながら予備試験を受験する必要性が低下していることは間違いありません。
そのため、ご自身がなぜロースクールに在籍しながら予備試験を目指すのか、予備試験経由で法曹を目指す強い理由があるのかは意識した方がよいです。
予備試験の学習に比重を置いた結果、ロースクールの定期テストで苦戦し留年などをしてしまうのは本末転倒といえるでしょう。
4 予備試験最短合格カリキュラムで予備試験とロースクール入試を両にらみした勉強は可能か?
予備試験とロースクール入試を両にらみで勉強したいという人が増えている印象ですが、そうした勉強はできますか?
もちろん可能です!
出題される知識の範囲でいえば予備試験がロースクール入試を包含することが大半であるため、予備試験最短合格カリキュラムを受講する=ロースクール入試対策にもなると考えて頂いて問題ありません。
カリキュラムを利用した、ロースクール入試向けの具体的な勉強方法を教えてください。
先に述べたとおり、最短合格カリキュラムを受講する=ロースクール入試対策にもなるという構造ですので、ロースクール入試に向けた特別な学習が存在するわけではありません。
仮に予備試験最短合格カリキュラムを受講中に、ロースクール入試一本に絞る決断をした場合は、ご自身が受験されるロースクールで出題される科目に絞って学習する、ロースクール入試との関係では短答式の学習が原則不要となるため短答系の講座は受講しないなどのカスタマイズも可能です。
法科大学院入試(ロースクール入試)過去問オプションを申し込まなくても志望校合格は可能でしょうか?
可能か不可能かと言われれば可能です。
ただ、試験全般にいえることですが過去問の分析は合格にとって最重要ともいえる作業です。そのため、ロースクール入試を念頭に置くのであれば是非過去問オプションはつけて頂きたいなと思います。
5 短期合格を目指すならマネージメントオプションは必須か?
アガルートと言えばマネオプ、という人も多いですが、短期合格にはマネオプが必要ですか?
必須と言いたいところですが、必須とまでは言えないでしょう。そもそも試験の世界に「これがないと短期合格できない」というものは存在しないと思います。
ただ、マネージメントオプションは短期合格にとって非常に役立つとは考えています。
短期合格のためには、正しい方向性で学習を継続することが望ましいことからすると、2週間に1回プロ講師から指導を受けられることの効果は、はかりしれません。
例えるなら、ジムに入会し自分で試行錯誤しながらトレーニングをするのと、パーソナルジムに入会してプロに指導してもらいながらトレーニングをするくらいの違いがあると思います。
パーソナルジムのたとえはとても分かりやすいです。
でも、マネオプって指導担当の講師が毎回変わるのではないのですか?
26/27目標の予備試験最短合格カリキュラムに付けることができるマネージメントオプションは、担任制を採用しているため講師は固定となります。
ただし、受講生が講師を選択することはできません。
6 他の予備校から乗り換える場合、学習レベル等に応じた適切な講座・カリキュラムに教えてもらえるか?
他校からアガルートに乗り換える場合、自分に向いている講座やカリキュラムを知るにはどうすればいいですか?
アガルートのオンライン受講相談でいつでも相談が可能です。
予約制となっておりますので、フォームからご予約頂くことで受講相談を受けて頂くことができます。
乗り換えで予備試験最短合格カリキュラムを受講する場合、学習レベル等に応じた学習の進め方や使用の使い方についてアドバイスを得ることはできますか?
アガルートのオンライン受講相談は司法試験予備試験に精通したスタッフが担当しますので、適切なアドバイスを受けることができます。
短答式試験の突破経験がある場合、おすすめの講座・カリキュラムは何ですか?
予備試験アウトプットカリキュラムがおすすめです。
短答式試験を突破されたということは知識については論文突破レベルにあると考えて差し支えないため、あとは過去問の分析と実際の起案で論文力を高めることが重要です。
予備試験アウトプットカリキュラムは、過去問解説、答練などのアウトプットに比重を置いたカリキュラムになっておりますので、短答式試験突破経験のある受験生にぴったりのカリキュラムとなっております。
7 アガルートのWeb学習システムのメリットは?
質問投稿システム「KIKERUKUN」のメリットはどのようなところですか?
これまでFacebookグループで質問対応をしていたため、自分の質問が他の受講生にも見えてしまう仕様でしたが、KIKERUKUNの導入により個別でのやり取りとなったため、初歩的な質問から細かな質問まで、人目を気にせず気軽に質問できるようになりました。
また、質問回数をご自身で管理できるようになったため、計画を立てながらご利用しやすくなりました。
オンライン添削提出システム「TENSAKUN」は、以前の添削提出フォームからどう変化したのですか?
答案の返却がメールで通知されるようになり、添削の返却状況について、受講生がご自身で確認できるようになりました。
短答セルフチェックwebテストが新しく加わりましたが、どのような特長がありますか?
短答式の問題を解いて頂くことで知識の定着度を確認するものとなっております。
最高点、最低点、平均点、問題ごとの正答率を確認することができるため、同じカリキュラムを受講している人の中で自分がどのくらいの立ち位置かを把握することができます。
オンライン予備校では相対的な自分の立ち位置を把握することが難しいとされていましたが、その問題を解決するために導入した制度となります。
オンライン自習室は、どのようなサービスですか?
オンライン自習室は2024年7月スタートを目指して準備を進めている新しい制度になります。
オンライン自習室では、自習ができることはもちろん、講師に直接質問できるオフィスアワーを設けたり、オンライン自習室内での勉強会を企画しております。
自宅では勉強が捗らないという方が多いですが、オンライン自習室にログインすれば自宅であって自宅ではないような感覚を味わって頂けると思います。
8 まとめ:アガルート予備試験最短合格カリキュラムの講師インタビュー
最後に、受験生に向けて一言お願いいたします。
インタビューをお読みいただきありがとうございました。
司法試験予備試験合格に向けての学習は長く険しい道のりですが、アガルートではその道のりをサポートさせていただくべく様々な仕組みをご用意しております。
本インタビューをお読みいただき少しでもアガルートのカリキュラムが気になった方は、受講相談や資料請求で講座の詳細なご案内をしておりますので是非ご活用いただければと思います。
ありがとうございました。
富川先生へのインタビューとは別に、合格率の算定方法についてアガルートに問い合わせました。
質問・回答内容は以下のとおりです。
質問:アガルート司法試験予備試験講座の「現在の」合格実績の算出方法について教えてください。
回答:
現在の合格実績としては、今までアガルートを活用して合格された641名もの合格体験記が掲載されていることを公表しています。
また、合格実績の算出の際には、官報をベースとして有料受講生のみを合格者数としてカウントし算出しております。
合格実績につきまして、基本的には受講生アンケートで算出しておりますが、司法試験においては受講生の数が膨大かつ対策期間が長期に渡るため、官報をベースとさせていただいております。
講座につきまして、不安や疑問点がございましたら、ぜひ受講相談にお越しください。
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