司法試験予備試験の予備校を比較|通信講座含む8校【2020年10月最新版】

司法試験予備試験に合格するには独学だと3000~8000時間は必要とされており、専業の受験生でも予備校を利用して合格を目指すのが一般的です。

働いているとまとまった勉強時間を確保するのは難しく、専業の受験生にはどうしても後れを取ります。

そのため、予備試験講座のある予備校・通信講座を比較して自分に合った講座を選び、いかに効率的に学習できるかが合否を決めると言っても過言ではありません。

 

この記事では、司法試験予備試験の講座がある予備校・通信講座8校を「6つの基準」で比較します。

 

・予備試験の講座選びに悩んでいる人
・気になる講座の強みを知りたい人
・各講座を詳しく比較したい人

 

こもり
2021年度予備試験に向けて講座を選ぶときに、8つの講座とBEXAを徹底的にリサーチした結果に基づいて作成しています。

 

この記事は、社会人や学生・ロースクール生をしながら予備試験の合格を目指す「ながら受験生」向けの記事です

勉強に集中できる専業の受験生なら、圧倒的な合格実績と講座のボリュームを誇る伊藤塾を受講するのが定石でしょう。

でも、「ながら受験生」の場合は受験勉強に割ける時間が限られており、効率的に学習を進める必要があります。

そのため、専業とは少し違った視点で予備校を選ぶことが重要です。

 

  • アガルート
    4.5

    アガルートアカデミー

    アガルートの予備試験講座は、1年合格を目指せる効率化されたカリキュラムと分かりやすいテキスト、充実した答練・添削が評判の講座です。合格すると全額キャッシュバック&お祝い金5万円という驚異的な特典も魅力です。

  • 伊藤塾
    4



    伊藤塾の予備試験講座は、圧倒的な合格実績と、伊藤真先生や呉明植先生などの看板講師による質の高い講義が魅力です。テキストも他講座の受講生が購入するレベル、サポート体制も充実しています。

  • スタディング
    4

    司法試験・予備試験

    スタディングの司法試験予備試験講座は、圧倒的な低価格とスキマ時間で合格力がつくカリキュラム、スマホ一つで学習が完結する手軽さが魅力です。業界トップレベルのオンライン学習システムには、学習効率を飛躍的に高める機能が多数搭載されています。

  • 資格スクエア
    4

    資格スクエアの予備試験講座は、効率化されたカリキュラムと学習機能が豊富なeラーニングが魅力です。LECや伊藤塾で活躍した有名講師による分かりやすい講義にも定評があります。

 

司法試験予備試験講座のある予備校(通信講座)8校

司法試験予備試験の対策講座がある予備校・オンライン予備校・通信講座は8校です。

 

司法試験・予備試験の予備校①:LEC

LEC東京リーガルマインド

LEC予備試験講座

LECは、全国に展開している日本最大級の予備校です。

予備試験講座を含む多数の講座を開講しており、全国に校舎を持っているので地方在住でも通学しやすいというメリットがあります。

LECの予備試験講座は蓄積されたノウハウと講師力に定評があり、最近ではZoomを利用した双方向講義も注目されています。

 

・蓄積されたノウハウ×現役講師による講義の質が高い
・老舗のブランド力があり安心して学習できる
・双方向の講義など新しい試みがある

 

司法試験・予備試験の予備校②:伊藤塾

伊藤塾

伊藤塾予備試験講座

伊藤塾 は、法律系の難関資格試験の対策講座を開講している大手予備校です。

伊藤塾の予備試験講座は、2019年度予備試験合格者の5人に4人が伊藤塾の受講生という圧倒的な実績を誇ります。

塾長の伊藤真先生や看板講師の呉明植先生といった有名講師による質の高い講義やテキスト、大手ならではの手厚いサポート体制など、高い合格実績を支える要素が満載です。

 

・予備試験の合格実績が圧倒的
・質の高い講師とテキスト
・サポート体制が充実

 

司法試験・予備試験の予備校③:アガルート

アガルート予備試験講座

アガルートは、2013年に元LEC講師の工藤北斗(岩崎北斗)先生が立ち上げたオンライン予備校です。

司法試験予備試験を含む16の講座を開講しており、特に高い実績を誇る法律系講座の人気が高く、毎年多くの受験生が受講しています。

予備試験講座は、工藤先生を含む魅力的な講師陣、講師手作りのフルカラーテキスト、充実した答練・添削や個別指導が人気です。

 

・圧倒的な講師陣と質の高いフルカラーテキスト
・答練・添削や個別指導・サポートが充実
・司法試験の高い合格実績

 

司法試験・予備試験の予備校④:資格スクエア

資格スクエア

資格スクエア予備試験講座

資格スクエアは、元LEC講師の鬼頭政人先生が代表を務めるオンライン予備校です。

AIによる想定問「未来問」やYouTubeを利用した広報、近年のオンラインブームなどで一躍人気になり、サービス開始から10年足らずで高い知名度を得ています。

予備試験講座は、高野先生と吉野先生による質の高い講義、効率化に特化したカリキュラム、学習サポート機能が充実したeラーニングシステムが評判です。

 

・有名講師2人による質の高い講義
・約400時間という効率特化のカリキュラム
・予備試験講座で最高レベルのeラーニングシステム

 

2020年8月31日、資格スクエアが、テキストやアプリに他出版社の書籍を不正利用していたことが発覚しました。

現行の講座は初学者でも合格を目指せる質の高いカリキュラムで、不正があったから評価が下がるものではありません。

ただし、不正利用を受けて修正された後のテキストが、現在と同じレベルを維持できるかどうかは不明です。

また、吉野先生は資格スクエア運営の課題をブログに掲載されていますし、BEXAに軸足を移されているので7期以降も続投されるかどうかは分かりません。

そのため、現在の評価やそれを支える人気や実績が今後も続くかどうかは不透明です。

 

司法試験・予備試験の予備校⑤:スタディング

スタディング

スタディング予備試験講座

スタディング(STUDYing)は、2008年にサービスを開始した難関資格の対策講座を取り扱うオンライン学習サービスです。

「忙しい人でも資格取得を諦めない」というコンセプトで講座が設計されており、圧倒的な低価格とスマホで学習が完結するeラーニングシステムが魅力です。

スタディングの予備試験講座も大手予備校とはけた違いの低価格とeラーニングが人気で、社会人受験生を中心に受講者を伸ばしています。

 

・圧倒的な低価格
・スマホでスキマ時間に学習できる図解講義
・予備試験講座でトップレベルのeラーニング

 

司法試験・予備試験の予備校⑥:辰已法律研究所

辰已法律研究所

辰已法律研究所予備試験講座

辰已法律研究所は、司法試験対策講座を開講している老舗の予備校です。

近年は伊藤塾やオンライン予備校の躍進で受講生が伸び悩んでいますが、予備試験関連の書籍は独学の受験生にも評判が良く、全国模試は伊藤塾の模試より受験者数が多いなど影響力は残っています。

答練・添削の質の高さには定評があり、論文対策だけ辰已法律研究所の講座を受講する受験生は少なくありません。

 

・書籍(テキスト)の質が高い
・全国模試の受講者数が多い
・答練・論文対策の質が高い

 

司法試験・予備試験の予備校⑦:資格スクール大栄

資格スクール大栄

資格スクール大栄予備試験講座

資格スクール大栄は、社会人を対象としたスキルアップ講座を開講している全国規模の予備校です。

予備試験講座の知名度は高くありませんが、資格スクエアの吉野勲先生の講義を採用しているので一定の質は確保されています。

ただし、サポート体制やeラーニングシステムは資格スクエアほど充実しておらず、合格実績も非公表なので、あえて資格スクール大栄の講座を選ぶメリットは見当たりません。

 

・資格スクエアの吉野勲先生の講義を採用している

 

司法試験・予備試験の予備校⑧:Wセミナー(TAC)

Wセミナー

Wセミナー(TAC)予備試験講座

Wセミナーは、大手予備校のTACが運営している予備校です。

法律系の資格試験や公務員試験の対策講座を開講しており、TACと合わせると日本で最大級の講座数があります。

非法学部出身の御堂地雅人先生や小堀信賢先生の講義が初心者に人気があるほか、大手にしてはリーズナブルな価格設定も注目です。

 

・大手の中では低価格
・非法学部出身の講師が多い
・短答必修アプリの使い勝手が良い

 

司法試験予備試験の予備校・通信講座8校を徹底比較

司法試験予備試験のオンライン予備校3つを選ぶときの基準は次のとおりです。

基準内容
価格講座費用(割引セールなども評価対象)
運営会社運営会社の経営状態(事業規模も評価対象)
実績過去の受講生の合格者数や合格率
講座の質講師、教材、講義、カリキュラムの質の4点で評価
オンラインオンライン講義やeラーニングの質
サポート学習サポート体制の質

 

こもり
行政書士や司法書士の講座選びでも同じ基準で選び、いずれの試験にも一発で合格できました。

 

予備試験講座のある予備校・通信講座8校の評価

司法試験予備試験の講座がある予備校8校を「6つの基準」で比較した結果を表とグラフにまとめました。

講座
LEC伊藤塾アガルート資格スクエアスタディング辰已法律研究所資格スクール大栄Wセミナー
講座価格
運営会社
実績
講座の質講師
教材
講義
カリキュラム
総合
オンライン
サポート

では、6つの基準を一つひとつ確認していきます。

 

予備試験講座の予備校比較①:価格

予備校LEC伊藤塾アガルート資格スクエアスタディング辰已法律研究所資格スクール大栄Wセミナー
価格1,062,870円
(966,245円)
1,114,900円~
(1,044,545円)
767,800円
(698,000円)
537,460円
(488,600円)
877,800円
(798,000円)
142,780円
(129,800円)
835,300円
(759,363円)
896,170円
(814,700円)
649,000円
(590,000円)

589,000円
(535,454円)
評価
各講座の初学者向け講座の価格です。
価格表示は黒字が税込定価(カッコ内は税抜)、赤字が2020年10月時点の税込価格(カッコ内は税抜)です。
定価と2020年10月時点の価格が同じ場合は、赤字で表示しています。
青字は、講座の入れ替えなどの事情により2020年10月時点で販売されていない講座)

予備試験講座の価格が最も安いのはスタディングです。

最も高い講座でも税込142,780円で、伊藤塾の税込1,114,900円~と比較すると約1/8に抑えられています。

司法試験を独学で勉強した場合の費用が平均30万円なので、参考書や問題集を買い足しても独学と同じくらいの出費で済むでしょう。

 

老舗の予備校ではWセミナーがリーズナブルな価格設定です。

伊藤塾とLECは、大手らしく安くても100万円を超えています。

割引セール・キャンペーンを利用すれば数万円単位で割引されますが、それでも100万円は割りません。

 

オンライン予備校では、アガルートの方が資格スクエアより約10万円安いです。

アガルートは頻繁にセール・キャンペーンを実施しているので、時期によっては価格差がさらに広がります。

例えば、2020年10月の場合、アガルートの講座は537,460円(488,600円)で販売されており、資格スクエアと30万円以上安く受講することが可能です。

 

アガルートは割引セールに注目!

一つ注意しておきたいのが、上の表に示してあるスタディングとアガルートのプランには答練・添削がないことです。

スタディングには答練・添削をしてもらえるプラン自体がありません。

 

アガルートには答練・添削を受けられるマネジメントオプションというプランがありますが、価格が跳ね上がります。

アガルート予備試験講座のカリキュラム

マネジメントオプションをつけると、1,441,000円(1,310,000円)~1,507,000円(1,370,000円)と大手予備校並みになります。

答練・添削に加えて講師による定期カウンセリングや進捗管理など手厚いサポートがつきますが、オンライン予備校らしからぬ強気の価格設定です。

価格だけ見ると「アガルートは高すぎる」ので、資格スクエアの方がコスパが良いという結論になります。

 

こもり
実際、アガルートと資格スクエアを比較して「アガルートが高い」と結論付けている記事はよく見かけます。

 

でも、アガルートは頻繁かつ期間が長い割引セールを開催しています。

10~30%offと割引率も大きいので、セール期間に購入すれば資格スクエアと同じ価格帯で受講できます。

30%セール中なら1,008,700円~1,054,900円まで下がり、資格スクエアの講座は税込877,800円~987,800円なので、差は約10万円です。

講義時間の長さが資格スクエアの1.5倍でサポート体制もより手厚く、オリジナルのフルカラーテキストまで付属することを考えるとコスパは高いと言えます。

 

また、マネジメントオプションがなくても合格することは十分可能です。

オプションなしでも添削が60通程度ついており、1~2年の合格を目指すなら十分と言えます。

また、よほどスケジュールやモチベーションの管理が苦手でない限り、頻繁に講師のサポートを受ける必要はありません。

 

こもり
答練・添削は必要ですが、60通でもかなりの手間と時間がかかるので、全て使い切る人は少数派です。

 

予備試験講座の予備校比較②:運営会社

予備校LEC伊藤塾アガルート資格スクエアスタディング辰已法律研究所資格スクール大栄Wセミナー
運営会社株式会社
東京リーガルマインド
株式会社法学館株式会社アガルート株式会社サイトビジットKIYOラーニング株式会社株式会社
辰已法律研究所
株式会社
リンクアカデミー
TAC株式会社
評価

「運営会社って大事なの?」と思うかもしれませんが、講座を選ぶときの重要な比較ポイントです。

経営が不安定は会社だとサービスの質が落ちやすく、受講中にサービス中断ということもあり得るからです。

事業規模や資本金で予備校の運営会社を評価すると、優秀なのは全国展開している大手予備校のLEC、資格スクール大栄、Wセミナーです。

 

伊藤塾とオンライン予備校3つは、事業規模に差はありますが大きな問題は見当たりません。

気になるのが辰已法律研究所です。

校舎の規模縮小や休校が相次いでおり、事業縮小を心配する声もあります。

 

 

こもり

圧倒的な実績を誇る伊藤塾や新興のオンライン予備校に押されているのは間違いありません。

ただ、出版している書籍は独学者に高い人気がありますし、論文対策や全国模試も業界トップレベルと言われており、影響力はまだまだ残っています。

 

予備試験講座の予備校比較③:実績

予備校LEC伊藤塾アガルート資格スクエアスタディング辰已法律研究所資格スクール大栄Wセミナー
運営会社1993年~2018年の
LEC入門講座出身合格者
5,134名
2019年度予備試験
最終合格者476名中376名
が伊藤塾の受講生
司法試験合格者占有率
34.8%
(1502名中523名)
予備試験合格者200名超
(2019年度は147名)
非公表
合格者の声に感想あり
非公表非公表非公表
評価

合格実績が優秀なのは伊藤塾です。

公式サイトでは、2019年度予備試験の最終合格者476名中376名が伊藤塾有料講座の受講生だと発表されています。

伊藤塾の予備試験講座 合格実績

合格者の5人に4人が伊藤塾出身という圧倒的な合格実績です。

また、予備試験ルートから司法試験に合格した315名中266名が伊藤塾出身という実績も公表されています。

合格実績において、伊藤塾に肩を並べる予備校は他にありません。

 

伊藤塾以外では、LEC、アガルート、資格スクエアが合格実績を公表しています。

予備試験の合格実績を公表しているのは資格スクエアです。

資格スクエア司法試験予備試験講座の合格実績

公式サイトに、「資格スクエア予備試験講座有料講座から予備試験合格者200名超合格」と公表されています。

「累計だと近年の実績が分からない」と思うかもしれませんが、公式サイト内に2019年度予備試験の合格者数も表示されています。

資格スクエア司法試験予備試験講座の合格実績

「2019年、予備試験に476人が合格し、資格スクエアの受講生からは147名の合格のお声を頂きました。」とあり、合格者の3.2人に1人が資格スクエアを受講していた計算です。

単品プランの受講も含まれますが、全体の3割近い人が資格スクエアの利用歴があることになります。

 

 

LECは1993年~2018年の合格者数が5,134名と公表しています。

LEC合格実績

ただし、25年間の累計合格者数なので最近の合格実績は分かりません。

また、入門講座の申し込みから7年以内に実施された司法試験の合格者も含まれるので、LECを受講後に他の講座を受講して合格した人も含まれる可能性があります。

 

アガルートは、司法試験合格者の占有率を公表しています。

アガルート予備試験講座の合格実績

1502名中523名がアガルートの講座を受講していたという計算で、こちらも高い実績と言えます。

ただし、予備試験合格者の数値は公表されていません。

 

合格実績で講座を選ぶ人は多い

「講座は質で選ぶのが常識」と思うかもしれませんが、合格実績を最も重視して講座を選んでいる人は少なくありません。

先日、Twitterで「講座選びでは何を一番重視しているか」というアンケートを取った結果、次のような結果になりました。

https://twitter.com/comoli_ve/status/1299325457838436354

講座の質(講師、講義内容、カリキュラム、テキスト)が第1位ですが、合格実績も第2位につけています。

 

予備試験講座の予備校比較④:講座の質

予備校LEC伊藤塾アガルート資格スクエアスタディング辰已法律研究所資格スクール大栄Wセミナー
講師
教材
講義
カリキュラム
トータル

講座の質については、講師、教材、講義、カリキュラムに分けて解説します。

 

講師

予備校LEC伊藤塾アガルート資格スクエアスタディング辰已法律研究所資格スクール大栄Wセミナー
看板講師矢島純一
田中正人
伊藤真
呉明植
工藤北斗高野泰衡
吉野勲
小村 仁俊原 孝至吉野勲御堂地雅人
講師柴田孝之
他6名
山本有司
他13名
谷山政司
他12名
鬼頭政人
他数名
小倉 匡洋
他数名
稲村 晃伸
他6名
他数名上原 広嗣
他数名
講師数合計9名16名14名4~5名3~4名8名2~3名3~4名
評価
2020年10月時点の情報です。
看板講師とは、公式サイトのメインビジュアルや講師紹介の冒頭に紹介されている講師、メイン講義を担当されている講師です。

講師力で優秀なのは伊藤塾です。

アガルートやLECも高い講師力を誇っています。

 

伊藤塾は、塾長の伊藤誠先生や看板講師の呉明植(ごうあきお)先生を筆頭に、予備試験で最大の16名もの講師が在籍しています。

講師実績や書籍出版など実績のある講師が勢ぞろいで、講義の質の高さと分かりやすさも評判です。

初学者向けの基本コース「司法試験入門講座 司法試験(予備試験・難関法科大学院共通)コース」は、伊藤先生を含む講師7名が専門分野の講義を担当しており、講師層の厚さが存分に活かされています。

 

アガルートは、オンライン予備校最大の14名もの講師が在籍しています。

予備試験講座のメイン講義は看板講師である工藤北斗先生が担当しており、自作テキストと連動した講義は初学者にも分かりやすいと評判です。

工藤先生ばかりが目立ちがちですが、谷山先生や石橋先生など有名な講師が在籍しており、講義や手厚いサポートで活躍されています。

 

LECは、有名校ごとに看板講師がいるのが特徴です。

田中正人先生や矢島純一先生など合計9名の講師が在籍し、看板講師などがメイン講師を務める講義を受講できます。

自分に合った講師の指導を一貫して受けることができるので、相性の良い講師を見つければ学習効率も高まります。

 

辰已法律研究所は、看板講師の原孝至先生が気をはいています。

大手やオンライン予備校の講師に隠れてしまいがちですが、合計8名の講師が在籍しているのも注目です。

 

資格スクエアは、高野泰衡先生と吉野勲先生が看板講師として活躍されており、講師の知名度は高いと言えます。

高野先生も吉野先生も有名予備校での講師経験が長く、講義の分かりやすさと面白さが口コミで評判になっており、2人の講義が受けたくて資格スクエアを選ぶ人もいるレベルです。

 

こもり

資格スクエアの不正利用の問題の後、吉野先生はブログで資格スクエアの体制に疑義を唱える発信をされており、7期以降も続投されるかどうかは不透明です。

もともとBEXAに軸足を移されていたので、7期の受講を考えている人は今後の動向に注目しておいた方が良いでしょう。

 

教材

予備校LEC伊藤塾アガルート資格スクエアスタディング辰已法律研究所資格スクール大栄Wセミナー
評価

予備試験講座の教材が優秀なのは、伊藤塾とアガルートです。

 

伊藤塾のテキストは網羅性が特徴で、とにかく分厚く情報量が多いです。

「弁護士として就職した後も机に伊藤塾のテキストを入れてある」という人がいるほど、合格後にも役立つ情報が詰まっています。

バイブルにしている司法試験・予備試験の受験生も多く、他講座を受講してもテキストは伊藤塾を使うという人もいるほどです。

 

アガルートのテキストは、講義を担当する講師が全て自作していることとフルカラー仕様が特徴です。

講師が講義内容を踏まえて作るので連動性が高く、必要な情報だけが無駄なく掲載されているので、伊藤塾と比較すると驚くほど薄くなっています。

また、フルカラーは記憶定着率を高めることが海外の実験で実証されており、その点からも学習効率を高める効果があります。

 

注目したいのがスタディングのテキストです。

スタディングの講義はスライド表示+講師の説明で進むのでテキストを使わず、テキストは復習用という位置づけになっています。

フルカラーで学習の要点がコンパクトにまとまっているので記憶の定着や知識の確認に最適で、伊藤塾やアガルートとは違った意味で優秀なテキストです。

 

こもり

資格スクエアもオリジナルテキストをウリにしていましたが、2020年8月31日に他出版社の書籍を不正利用していたことが発覚しました。

テキストの内容は初学者にも分かりやすく質は高いと思いますが、不正利用が混じったテキストを「オリジナル」とは言えません。

 

私は2020年度予備試験向けに資格スクエアの論文講義を受講していましたが、現在の講師やスタッフに対して不満はありませんし、今の講座(6期など)は合格力が身につく素晴らしい講座だと思っています。

でも、今後はどうなるかという視点で見ると不安があります。

まず、テキストから不正利用された部分が削除されたとして、今と同じレベルのテキストを作ることができるのか疑問です。

また、今の看板講師がそのまま続投するかも分かりません。

さらに、騒動の収集には相当の費用が必要になるはずで、経営状態の悪化によるサービスの質の低下も懸念されます。

 

講義

予備校LEC伊藤塾アガルート資格スクエアスタディング辰已法律研究所資格スクール大栄Wセミナー
評価

予備試験講座の講義は、伊藤塾が優秀です。

 

伊藤先生の講義は「司法試験や予備試験を志すなら一度は聞いておきたい」と言われる伝説的な講義です。

基本コースを担当する本田先生や岡崎先生などの講義も丁寧で分かりやすいと評判で、初学者には高く評価されています。

また、トップ講師である呉講師の一貫指導が受けられるコースでは、講師自作の「呉基礎本」をフル活用した講義が評判です。

 

LECは、長年蓄積されたノウハウを現役講師がアレンジを加えて実践しており、一定の質が確保されています。

田中先生や矢島先生など看板講師が一貫指導するコースが複数あり、それぞれ特徴が異なるので、最初の講座選びが重要です。

 

オンライン予備校ではアガルートの講義が優秀です。

過去問や判例を調べあげて合格に必要な情報だけを厳選した講義になっており、テキストとの連動性の高さもあって効率的に合格力が身につきます。

担当講師が自分で講義を作り上げているので具体性や分かりやすさが桁違いで、初学者だけでなく学習経験者にも高く評価されています。

 

資格スクエアは、高野先生と吉野先生の2人の講義が人気です。

高野先生は難しい法律用語を図表を使って初学者にも分かりやすく説明することに定評があり、吉野先生は緻密な分析に裏打ちされた小気味よい話し方と分かりやすい説明が人気です。

 

カリキュラム

予備校LEC伊藤塾アガルート資格スクエアスタディング辰已法律研究所資格スクール大栄Wセミナー
評価

カリキュラムはアガルートが優秀です。

 

アガルートのカリキュラムは、基礎講義を「総合講義300」にまとめて300時間に抑え、論文や短答対策に十分な時間(300時間程度)をかけています。

アガルート予備試験講座のカリキュラム

 

網羅的だけど効率性に課題が残る大手予備校や、効率に学習できるけど論文対策などが手薄なオンライン予備校の中間で、「良いとこどり」のカリキュラムです。

オンライン予備校の中で唯一1年合格を目指すカリクラムを組んでおり、効率的に学習して短期間で目指したい人に向いています。

 

伊藤塾のカリキュラムは受講時間が800時間以上とボリュームたっぷりです。

基礎講座だけでも500時間を超えており、予備試験合格に必要な知識を網羅的に学習できます。

ただし、効率性という点では課題が残り、学生など十分な勉強時間が確保できる人でないと合格まで勉強を続けるのは難しいです。

 

資格スクエアは、アガルートと同じく効率性に特化したカリキュラムが特徴です。

合格までのロードマップや細分化された学習シートなどカリキュラムが可視化されているので、具体的にイメージしながら学習を進められます。

資格スクエア 予備試験合格ロードマップロードマップ
資格スクエア 学習シート学習シート

ただし、基礎講義は300時間程度とアガルートと同じレベルですが、論文対策は100時間程度短くなっています。

 

こもり

オンライン予備校は資格スクエアを含めて論文対策や短答対策が大手より手薄なところが多いのですが、アガルートは大手並みに充実しています。

私が2021年度受験に向けてアガルートを選択した大きな理由も、論文・短答対策の充実度にあります。

 

予備試験講座の予備校比較⑤:オンライン

予備校LEC伊藤塾アガルート資格スクエアスタディング辰已法律研究所資格スクール大栄Wセミナー
評価

オンライン学習システムが優秀なのはスタディングです。

 

視聴性と操作性

パソコンで視聴するなら資格スクエアやアガルートも大きな問題はありませんが、「いつでもどこでも勉強できる」という視点ではスタディングに及びません。

というのも、資格スクエアやアガルートの講義はスマホで視聴すると見やすさや操作性が落ちるからです。

画面が小さくて見にくく、各機能の操作性もパソコンよりも悪くなります。

 

スタディングは、「忙しい社会人がスキマ時間に勉強すること」を想定してスマホ学習に特化しており、講義の収録から各機能までスマホ利用を意識して作られています。

例えば、オンライン講義は画面に映し出されたスライド+講師の説明で進行するので、スマホ画面でも快適に視聴することが可能です。

Webテキストはあくまで復習用で、講義視聴はスマホだけで完結します。

 

伊藤塾やLECなど大手予備校のオンライン講義は、残念ながらオンライン予備校には遠く及びません。

通学生向け講義を録画しただけで、画質・音質も良いとは言えません。

LEC
LECのWeb講座
伊藤塾
伊藤塾の通信講座

出典:LEC(左)、伊藤塾(右)

アガルート
アガルート 講義画面
スタディング
スタディングの通信講座

出典:アガルート(左)、スタディング(右)

資格スクエアの通信講座
資格スクエア
辰已法律研究所のオンライン講義辰已法律研究所

出典:資格スクエア(左)、辰已法律研究所(右)

Wセミナーのオンライン講義Wセミナー(TAC)

出典:Wセミナー(TAC)

資格スクール大栄は資格スクエアの吉野先生の講義を使用しているので割愛

大手予備校のオンライン講義は、講師と黒板が映し出され、講師が通学生に向かって講義するのを淡々と聞くだけです。

講義がオンライン視聴できるだけでテキストは製本版を利用する必要があり、自宅以外で勉強したいときはテキストや六法を持ち歩かなければなりません。

 

こもり

オンラインの質は、オンライン特化のスタディングや資格スクエアが優秀です。

ただし、LECの田中先生がZoomによる双方向講義を開始し、伊藤塾もZoom講義を予定しており、今後は大手のオンラインの質が向上していくと予想されます。

随時、追記していきます。

 

学習サポート機能

アガルートのオンライン講義には講義画面とWebテキストが映し出されますが、特筆すべき学習サポート機能はありません。

スタディングと資格スクエアのオンライン講義は、動画が視聴できるだけでなく学習効率を高めるためのサポート機能を利用できます。

【スタディング】

  • Webテキスト
  • メモ
  • マイノート
  • スマート問題集
  • 問題演習
  • 暗記ツール

【資格スクエア】

  • オンラインレジュメ
  • 条文リンク
  • 問題演習
  • 質問機能
  • 論証集
  • 単語帳

また、システム内で学習フローを表示したり進捗管理ができたりするので、利用者は学習に集中することができます。

 

予備試験講座の予備校比較⑥:サポート

予備校LEC伊藤塾アガルート資格スクエアスタディング辰已法律研究所資格スクール大栄Wセミナー
評価

大手予備校の伊藤塾やLECは、手厚いサポート体制が整備されています。

通学生なら対面での相談やカウンセリングを受けることができますし、講師に直接質問することも可能です。

受講生専用の自習室も利用することができますし、答練・添削の対応も充実しています。

 

Wセミナーや辰已法律研究所もサポート体制には定評があります。

特に辰已法律研究所は、論文対策の答練・添削のサポート体制が手厚く、基礎講座は独学または他講座を選択して論文は辰已を受講するという人が今も多いです。

 

オンライン予備校でサポートが手厚いのはアガルートです。

回数制限なしで質問することができ、サポート担当の講師が必ず回答してくれます。

また、毎月1回30分程度の講師によるカウンセリングでは、学習の進捗状況のヒアリングやアドバイスをしてもらえます。

 

こもり

アガルートで答練・添削を受けるにはマネジメントオプションの申し込みが必須です。

大手予備校レベルの答練・添削を受けることができますが基本コースより価格が高くなるので、各種割引制度や割引セールをうまく利用しましょう。

 

司法試験予備試験講座のおすすめ人気ランキング

 

6つの基準で比較した結果を踏まえて、おすすめの予備試験講座をランキング形式でまとめました。

 

司法試験予備試験講座の予備校第1位:アガルート

価格 4.0
運営会社 4.0
実績 3.5
講座の質 5.0
オンライン 4.0
サポート 5.0
総合 4.5

第1位はアガルートです。

 

価格

  • 予備試験1年合格カリキュラム:767,800円
  • マネジメントオプション(通信指導):1,441,000円
  • マネジメントオプション(ラウンジ指導):1,507,000円

基本コース「予備試験1年合格カリキュラム」は税込767,800円で、最安値のスタディングに次ぐ低価格です。

同じオンライン予備校である資格スクエアの基本コース「逆算プラン」と比較しても10万円くらい安く設定されています。

答練・添削や手厚いサポートがついたマネジメントオプションにすると価格が上がるのが難点ですが、頻繁に割引セールを開催しているので安く購入することは可能です。

 

例えば、新リリースされたばかりの講座でも10~30%割引で購入できます。

各種割引制度も充実しており、セールと併用すればさらに安くなるのも魅力です。

また、驚異的な合格特典があり、合格の自信がある人は特典狙いで受講することも考えられます。

アガルート予備試験講座の合格特典

支払った講座費用が全額キャッシュバックされた上に5万円のお祝い金がもらえ、司法試験対策講座まで無料になるという内容です。

マネジメントオプションをつけてサポート万全の状態で勉強し、合格して特典を受けるという理想的なパターンも考えられます。

 

運営会社

運営会社の株式会社アガルートは、工藤先生を代表とする会社です。

スタディングや資格スクエアの運営会社に比べると小規模ですが、経営に問題はありません。

 

実績

アガルートは司法試験合格者に占める占有率を公表しています。

34.8%という高い占有率で、アガルートの講座が合格に役立つことを証明する数値です。

 

講座の質

アガルートの講座で優れているのは、講師と教材、論文対策が充実したカリキュラムです。

看板講師である工藤先生の講義は手作りのフルカラーテキストと連動しており、目と耳の両方から重要な情報が同時に入ってきます。

カリキュラムも基礎講座300時間+論文対策など300時間という大手予備校並みの充実度で、オンライン予備校の課題である論文対策の手薄さを感じさせません。

 

工藤先生の講義が合わないという口コミもありますが、どんなに有名な講師でも万人受けするのは難しいのでやむを得ないところでしょう。

アガルートにはオンライン予備校トップの14名もの講師が在籍しており、彼らが担当する講義も増えてきています。

 

こもり
メイン講義を担当できる講師が増えてくれば、LECや伊藤塾のように一貫指導を受ける講師を選べるようになる可能性もあります。

 

オンライン

アガルートのオンライン学習システムは、大手予備校と比べると優秀ですが、他の通信講座と比べると見劣りします。

講義画面とWebテキストが表示されるシンプルな画面は見やすいですが、メモやマーカー引きはできず、淡々と視聴できるだけです。

手を動かしながら視聴したい人はペンとメモが必要になりますし、六法も手元に置いておく必要があります。

 

サポート

講師への質問や個別指導などのサポートを受けることができます。

マネジメントオプションをつければ、講師による週1の個別指導や学習の進捗管理など大手顔負けの手厚いサポートを受けることが可能です。

 

大手予備校の通学コース並みのサポートをオンラインで受けられるのは、アガルート以外にありません。

大手予備校の通信講座も通学コースほどのサポート体制は実現できていないので、実質、予備試験講座で最高レベルのサポートと言えます。

 

司法試験予備試験講座の予備校第2位:伊藤塾

価格 3.0
運営会社 4.0
実績 5.0
講座の質 5.0
オンライン 3.0
サポート 5.0
総合 4.0

第2位は伊藤塾です。

 

価格

伊藤塾最大の課題は、価格の高さです。

最安値のスタディングと比較すると基本コースでも8倍以上の差があります。

割引制度や割引セールを利用しても100万円以上かかるので、受講を希望しながら価格でためらう人は少なくありません。

 

運営会社

伊藤塾の運営会社は株式会社法学館です。

経営状態に大きな問題は認められません。

 

実績

伊藤塾の予備試験講座は、業界トップの合格実績を誇ります。

合格者の5人に4人が伊藤塾の有料講座を受講しているという実績は、他の予備校が追い越すどころか肩を並べることもできないレベルです。

ただし、合格者の大半は通学コースの受講生であることは留意しておく必要があるでしょう。

 

講座の質

看板講師の数も講師の合計数も、予備試験講座の中で最も多いのが伊藤塾です。

伊藤先生や呉先生だけでなく実力のある講師が多数在籍し、専門分野を活かした質の高い講義を展開しています。

公式テキストの質も高く、独学の受験生も伊藤塾のテキストを利用する人が多いです。

 

オンライン

残念ながら、オンラインの質は高いとは言えません。

通学生向けの講義を録画しただけで、音質も画質も高いとは言えず、学習サポート機能もオンライン予備校とは比べ物になりません。

ただし、昨今のオンライン学習ブームを受け、Zoomを利用した講義を予定するなど変化の兆しは見られます。

 

サポート

大手予備校らしく、受講生のサポート体制は充実しています。

対面による相談やカウンセリング、講師への直質問などオンライン予備校には難しいサポート内容が満載です。

 

ただし、これらは通学コースの受講生向けのサポートで、通信講座で全て実践されているわけではありません。

サポート体制が整備されては来ていますが、オンライン予備校のサポートと大差ありません。

 

司法試験予備試験講座の予備校第3位:スタディング

価格 5.0
運営会社 4.5
実績 3.0
講座の質 3.5
オンライン 5.0
サポート 3.0
総合 4.0

第3位はスタディングです。

価格

  • 予備試験合格コース(基礎):90,750円
  • 予備試験合格コース(総合):142,780円

スタディングの予備試験講座はオンライン予備校の中でダントツの安さです。

法律初学者が一から勉強を始める場合は総合コースを選ぶのが一般的ですが、それでも伊藤塾の1/8程度に抑えられています。

「安かろう悪かろう」を指摘する人もいますが、実際に受講すると内容の充実っぷりが分かります。

 

別売のテキストを購入しても、別途参考書や問題集を購入しても、他講座を受講するより安く済みます。

 

運営会社

KIYOラーニング株式会社は、資格スクエアやアガルートの運営会社より企業規模が大きく、経営も安定しています。

 

実績

スタディングは予備試験講座の実績を公表していません。

予備校でも実績を非公表にしているところが多く珍しいことではありませんが、同じオンライン予備校の資格スクエアやアガルートが公表しているので目立ってしまいます。

ただし、合格者の声には合格体験談がいくつも掲載されており、合格者が多数いることは確認可能です。

 

講座の質

スタディングの予備試験講座に突出した特徴はありません。

でも、講師2名による講義はどれも分かりやすく、スライド+説明で進行するスタイルも知識が頭に入って来やすいです。

Webテキストは復習用という位置づけですが、コンパクトに必要な情報がまとまっているので講義中に見ても役立ちます。

 

カリキュラムは他2校と比べて短めですが、「合格点を取る」という目的に必要な講義は漏れなく組まれており、効率的に学習して合格を目指せます。

 

オンライン

スタディングのオンライン学習システムは、オンライン予備校と予備校全ての中でトップレベルです。

視聴性や操作性に加えて学習に役立つサポート機能が豊富なので、オンライン環境と端末だけでいつでもどこでも学習できます。

スマホ学習を前提にシステムが作られているので、他の講座と違ってスマホ視聴でも見やすさや使いやすさが落ちないのも魅力です。

 

こもり

私のようにスマホ学習がメインになる人にはおすすめの講座です。

もちろんPCやタブレットでも快適ですよ。

 

サポート

残念ながら、スタディングのサポート体制は充実しているとは言えません。

低価格を実現するために徹底的なコストカットをしているので、質問サービスもありません。

そのため、「いざというときに質問できる」という安心感を持って勉強したい人には向きません。

 

司法試験予備試験講座の予備校第4位:LEC

価格 4.5
運営会社 5.0
実績 5.0
講座の質 5.0
オンライン 4.5
サポート 4.0
総合 4.5

大手予備校の中では、LECを受講する人もたくさんいます。

 

価格

LECの予備試験講座は、大手予備校らしく強気の価格設定です。

ただし、近年はリーズナブルな価格設定のオンライン予備校を意識した価格の講座も登場しています。

 

運営会社

株式会社東京リーガルマインドの運営状態に大きな問題は見当たりません。

 

実績

LECの予備試験講座は、過去25年間の司法試験の累計合格者数を公表しています。

でも、予備試験講座の合格実績は非公表です。

 

講座の質

LECにはかつてアガルートの工藤先生、資格スクエアの高野先生や吉野先生といった有名講師が在籍しており、長年の講座運営で蓄積されたノウハウがあります。

それを現役講師がアレンジして講義を運営しており、どの講座も一定の質が確保されています。

また、田中先生や矢島先生などの看板講師が一貫して指導するコースが複数あり、自分に合った講師の講義だけを受講できるのは魅力です。

 

オンライン

通学生向けの講義を録音しただけの講義が多く、オンライン予備校と比較するとレベルが高いとは言えません。

ただし、最近はZoomを利用した双方向講義やオンライン用の講義も提供し始めており、注目を集めています。

 

サポート

大手予備校らしく、受講生のサポート体制は充実しています。

全国に校舎があるので、普段は通信講座を受講していても、希望すれば対面で質問や相談対応が受けることも可能です。

 

司法試験予備試験講座の予備校第5位:資格スクエア

価格 4.5
運営会社 5.0
実績 5.0
講座の質 5.0
オンライン 4.5
サポート 4.0
総合 4.5

資格スクエアの予備試験講座は、6つの評価基準をバランス良く満たしています。

 

価格

  • 独学プラン:税込547,800円
  • 逆算プラン:税込877,800円
  • 逆算プランプレミアム:税込987,800円

基本コースである「逆算プラン」は、オンライン予備校の中では割高です。

ただし、答練・添削や基本的なサポートが含まれているので、コスパという点では良好と言えます。

 

運営会社

資格スクエアを運営する株式会社サイトビジットは、鬼頭先生が代表を務める会社です。

経営状態は安定しており、資格スクエアの運営体制にも問題は見当たりません。

 

2020年8月31日に発覚した不正使用問題の対応によっては状況が変化する可能性があります。

情報が入り次第、追記します。

 

実績

資格スクエアは、オンライン予備校では一番の実績を誇ります。

サービス開始はスタディングやアガルートより遅いですが、2019年度試験が終わった時点で200名以上の予備試験合格者を輩出しています。

公式サイト発表では、2019年度予備試験の合格者は147名です。

 

講座の質

資格スクエアの講座で優れているのは、看板講師による講義です。

高野先生と吉野先生の講義は初学者にも学習経験者にも人気で、難しい法律の話も無理なく身につけられると評判になっています。

高野先生の論文対策講義を受けて論証集を読み込めば、初学者でも論証モデルを身につけることが可能です。

 

オンライン

資格スクエアのオンライン学習システムは、視聴性と操作性の高さに加え、学習効率を高める機能が豊富に搭載されています。

オンラインレジュメや学習フロー・進捗管理、問題演習などが搭載されており、オンライン環境と端末さえあればいつでもどこでも学習が可能です。

スマホ視聴ではスタディングのシステムに一歩及びませんが、パソコン視聴では全ての予備試験講座の中でトップレベルといえます。

 

サポート

講師による質問解答や個別カウンセリングなどのサポート体制は整備されています。

また、答練・添削も不満が出ないレベルです。

ただし、あくまでオンライン予備校レベルなので、手厚いサポートを重視して講座を選びたいなら大手予備校かアガルートが選択肢になります。

 

結局どの予備校が1番おすすめなの?

おすすめなのはアガルートと伊藤塾の予備試験講座です。

 

・十分な勉強時間の確保が難しい人
・効率的に学習して短期間で予備試験合格を目指したい人
・効率重視だけど論文対策が充実している講座を受講したい人

「働きながら予備試験合格を目指したい人」や「学業や家事育児をこなしながら効率的に学習したい人」など、忙しい人にはアガルートの予備試験講座がおすすめです。

自宅で机に座って勉強する時間さえ取りにくいという人は、スマホ学習に特化したスタディングも選択肢に入ります。

また、学習サポート機能が充実したeラーニングを利用して学習したいという人は、資格スクエアも検討してみてください。

 

・十分な勉強時間が確保できる人
・網羅的に学習して予備試験合格を目指したい人
・基礎講座も論文対策も充実している講座を受講したい人

講義時間が800時間を超える伊藤塾をおすすめできるのは、十分な勉強時間を確保できる人です。

合格だけでなく弁護士などの実務に役立つ知識まで得たいなら、伊藤塾
で学ぶ意味は大きいと言えます。

ただし、オンライン講義の質が良いとは言えないので、通学が難しく通信講座を受講する場合は慎重に検討してください。

 

司法試験予備試験講座の比較とおすすめ人気ランキングのまとめ

6つの基準で司法試験予備試験講座を比較した結果、社会人向け講座のランキングは次の通りです。

  • アガルート
    4.5

    アガルートアカデミー

    アガルートの予備試験講座は、1年合格を目指せる効率化されたカリキュラムと分かりやすいテキスト、充実した答練・添削が評判の講座です。合格すると全額キャッシュバック&お祝い金5万円という驚異的な特典も魅力です。

  • 伊藤塾
    4



    伊藤塾の予備試験講座は、圧倒的な合格実績と、伊藤真先生や呉明植先生などの看板講師による質の高い講義が魅力です。テキストも他講座の受講生が購入するレベル、サポート体制も充実しています。

  • スタディング
    4

    司法試験・予備試験

    スタディングの司法試験予備試験講座は、圧倒的な低価格とスキマ時間で合格力がつくカリキュラム、スマホ一つで学習が完結する手軽さが魅力です。業界トップレベルのオンライン学習システムには、学習効率を飛躍的に高める機能が多数搭載されています。

  • 資格スクエア
    4

    資格スクエアの予備試験講座は、効率化されたカリキュラムと学習機能が豊富なeラーニングが魅力です。LECや伊藤塾で活躍した有名講師による分かりやすい講義にも定評があります。

 

専業の受験生で十分な学習時間を確保できるなら、講師の豊富さや圧倒的な合格実績を誇る伊藤塾を受講するのが確実でしょう。

でも、社会人や大学生・ロー生が合格を目指すには、受講時間が800時間を超える伊藤塾はハードルが高いと言わざるを得ません。

社会人など「ながら」で効率的に学習を進めて短期合格を目指すなら、アガルートの講座が優秀です。

 

独学で予備試験の勉強した場合、合格するのに3000~8000時間くらいかかると言われています。

3000時間でも1日5時間勉強したとして600日、10時間勉強したとしても300日かかる計算で、とても短期間で確保できる勉強時間ではありません。

そのため、効率的に学習して1~2年で予備試験合格を目指すには資格対策講座の受講は必須で、法学部生でも大半が講座を受講しているのが実情です。

 

また、司法試験予備試験は日本で最高レベルの難関試験で、講座選びが合否を分けます。

講座選びで最も大切なのは、自分に合った講座を選ぶことです。

ネット上で情報を集めるだけでなく、実際に無料講義を受けたりオンライン説明会に参加して「自分に合っているかどうか」確認しましょう。

 

まずは、この記事で紹介したオンライン講座のうち「自分に合ってそうな」講座の公式サイトへ行き、講義や説明を視聴してみてください。