・アガルートが向いている人
アガルートは予備試験講座の評判が高い通信講座です。
予備試験講座のほかに、法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラムをリリースしています。
講師や講座、教材の多くが予備試験講座と共通するので、新しい講座ながら注目されています。
この記事では、アガルートの法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラムの口コミ・評判を紹介します。
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予備試験と法科大学院入試の併願を考えている人は、アガルートの評判 予備試験講座の口コミを読んでみてください。
目次
アガルートの法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラム
アガルートの法科大学院入試専願カリキュラムは、学習を始めて約1年で難関法科大学院入試に合格するためのカリキュラムです。
実績のある司法試験・予備試験のカリキュラムと共通する講座が含まれ、短期間で志望校合格を目指せます。
各法科大学院の過去問解析講座も付属し、基本知識を得たうえで志望校に応じた対策ができるのも特徴です。
カリキュラムに含まれる講座一覧
法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラムには、次の講座が含まれています。
講座名 | 特徴 | 価格(税込) |
総合講義300★ | 約300時間で基本知識のインプットを完成 | ・全7科目:323,400円 ・1科目:45,650円~68,420円 |
論証集の「使い方」★ | 基本知識を論証の観点から復習し、論証のキーワードを習得 | ・論証集あり:35,750円 ・論証集なし:22,550円 |
論文答案の「書き方」 (オンライン添削付き)★ |
論文答案作成の基礎を学習 | 74,800円 |
重要問題習得講座 (オンライン添削付き)★ |
約450問の重要問題で基本知識や基本論点を漏れなく習得 | ・全7科目:107,800円 ・1科目:15,400円~23,100円 |
予備試験型答練 (オンライン添削付き)★ |
予備試験論文式試験や難関法科大学院入試レベルのオリジナル予想問題で実践力を向上 | 82,500円 |
法科大学院入試(ロースクール入試) 過去問解析講座 |
各法科大学院の過去問を分析・解説 | 32,780円 |
法科大学院入試の過去問解析講座を除き、全て予備試験1年合格カリキュラムと共通です。
同講座は合格率20.29%(2020年度)という高い合格率を叩き出しており、講座の質の高さを証明しています。
過去問解析講座は、次の入試過去問を解析しています。
- 東京大学(丸野悟史)
- 一橋大学(渡辺悠人)
- 慶応義塾大学(渡辺悠人)
- 早稲田大学(丸野悟史)
- 中央大学(石橋侑大)
- 京都大学(谷山政司)
- 大阪大学(谷山政司)
- 神戸大学(谷山政司)
- 東北大学(前期)(渥美雅大)
- 東北大学(後期)(渥美雅大)
- 東京都立大学(渥美雅大)
- 北海道大学(小林達雄)
- 名古屋大学(一次)(渥美雅大)
- 名古屋大学(二次)(渥美雅大)
- 九州大学(一次)(渡辺悠人)
- 九州大学(二次)(渡辺悠人)
アガルートの特徴
カリキュラムの特徴について、「価格」「運営会社」「実績」「講座の質」「オンライン」「サポート」の6つの基準で見てきます。
価格
価格(税込) | ・関東圏:745,800円(522,060円) ・関西圏:745,800円(522,060円) |
志望先の法科大学院の所在地によって関東圏と関西圏のコースがあり、それぞれ付属する過去問解析講座が異なります。。
- 関東圏:東京大学,一橋大学,慶應義塾大学,早稲田大学,中央大学
- 関西圏:京都大学,大阪大学,神戸大学,名古屋大学
アガルートは、新年度版講座のリリース時に割引セールを開催しています。
リニューアルセールやアウトレットセールなどもあるので、購入するときはセールの有無をチェックしましょう。
詳しくは、アガルートの割引クーポン・セール情報にまとめています。
運営会社
運営会社 | 株式会社アガルート |
株式会社アガルートは、主に次の事業を営んでいます。
- アガルートアカデミー:資格の通信講座(オンライン予備校)
- アガルートキャリア:士業の転職エージェント
- アガルートAIコモン:テクノロジーを活用したリーガルテック事業
- アガルートメディカル:オンライン医学部予備校
アガルートアカデミー以外にも複数事業を運営しており、それぞれ軌道に乗せています。
実績
実績 | 非公表 |
アガルートの法科大学院入試カリキュラムは、実績を公表していません。
ただし、講座の多くが共通する予備試験1年合格カリキュラムは高い合格率を出しており、質の高さは折り紙付きです。
公表していないのは、新しい講座で公表できるだけの実績がないからのようです。
講座の質
講座の質 |
|
講義の質は、講師、教材、講義、カリキュラムに分けて見ていきます。
講師
アガルートの法科大学院入試カリキュラムは、6名の講師が担当しています。
代表の工藤北斗先生を含め、全員が新司法試験合格者で、予備試験1年合格カリキュラムの担当講師です。
メイン講義を担当するのは、工藤先生。
手作りのフルカラーテキストとリンクした無駄のない講義を視聴すると、合格に必要な知識だけが効率的に身につきます。
「初学者にはやや難しい」という人もいますが、テキストを読みながら視聴するうちに理解できるようになります。
他の5名の講師は、各法科大学院の過去問解析講座や答練講座を担当しています。
教材
アガルートの教材は、講義担当の講師が手作りしているフルカラーテキストと問題集です。
講義と同じく合格に必要な情報だけを厳選してあるので、他の予備校と比べると薄くなっています。
図表も豊富で、フルカラーと相まって視覚的に知識を定着させやすいのも特徴です。
他の予備校のテキストは白黒または2色刷りなので、アガルートのテキストの見やすさが際立っています。
講義
アガルートの講義は、通信講座用に収録されたオリジナル動画です。
講義スタイルは、講師が説明しながらホワイトボードに板書し、必要に応じてテキストに書き込みを行うというもの。
オーソドックスですが、講義画面にテキストが表示されるので、家以外で学習するときにテキストを持ち歩く必要がありません。
1チャプターが10~20分程度と短いので、スキマ時間でも集中して視聴できます。
また、倍速機能を駆使すれば時短で視聴できますし、講義音声だけダウンロードすればオフライン環境でも視聴可能です。
カリキュラム
アガルートのカリキュラムは、約1年で志望する法科大学院に合格することを目指す内容です。
総合講義300で法律基本7科目の知識をインプットし、論証集の「使い方」で論証の観点から知識の復習とキーワードの習得を目指します。
また、論文答案の「書き方」で答案作成の基本を習得し、重要問題習得講座(重問)で基本知識や論点を踏まえて答案を作成する経験を積みます。
そして、予備試験型答練や過去問解析講座で実践力を付けて、本試験に合格するレベルまで実力を高めれば勉強の完成です。
講義時間は約410時間とコンパクトですが、答練や添削指導が予備校並みに充実しています。
オンライン
オンライン |
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アガルートのオンライン学習システムは、非常に簡素です。
マルチデバイス対応で、テキストの同時参照ができるくらいで、他に目立った機能はありません。
例えば、学習の進捗管理や問題演習をWeb上で行う機能は搭載されていません。
法科大学院入試講座のある予備校のなかでは標準的なレベルですが、他の通信講座と比較すると物足りなさはあります。
他の講座もそうですが、オンラインはアガルートが抱える課題です。
サポート
サポート |
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アガルートのサポート体制は、質問サポート、添削指導、講師による指導の3つに分けられます。
質問サポート
アガルートでは、受講生限定のFacebookグループで質問できます。
質問回数に制限はなく、必ず講師が回答してくれるのが特徴です。
他の受講生の質問や、それに対する講師の回答も閲覧できるのも、アガルートならではの特徴と言えます。
添削指導
法科大学院入試カリキュラムでは、次の講座でオンライン添削を受けられます。
- 論文答案の「書き方」:32問
- 重要問題習得講座:34問
- 予備試験型答練:28問
オンライン添削は、新司法試験に合格した講師が添削を担当します。
講師間で採点基準や指導方針を統一しているので、常に一定の質を保った指導を受けられるのが魅力です。
講師による指導
月1回30分程度、講師が学習状況をヒアリングしてくれる「定期カウンセリング」を受けられます。
ヒアリングだけでなく、学習上の疑問や不安などを講師に質問して解答をもらうこともできるサポートです。
マネージメントオプションはない
アガルートの代名詞である「マネージメントオプション」は、法科大学院入試カリキュラムでは利用できません。
マネージメントオプションは、講師の個別指導を週1回1時間という高頻度で受けられるサポートです。
予備試験1年合格カリキュラムでは、オプション利用者の合格率が全国平均の4.4倍を達成しており、効果の高さが証明されています。
法科大学院入試カリキュラムでは利用できないので、個人別マネージメントオプションを別途申し込む必要があります。
講師が個別にカリキュラムを組んでくれ、週1回1時間の個別指導が受けられるようになるので、必要があれば申し込んでみてください。
単発で講師の指導を受けたい場合は、個別指導に申し込む方法もあります。
個人別マネージメントオプション | 個別指導 | |
指導時間 | 要望による | 週1回1時間程度 |
価格(税込) | 1時間22,000円 | 週1回1時間で月66,000円 |
ラウンジ | 〇 | × |
指導講師の固定 | × | 〇 |
個人別マネージメントオプションは指導講師を固定できないのがネックですが、価格面では個人指導よりお得です。
アガルートの口コミ評判(デメリット)
アガルート法科大学院入試カリキュラムの気になる口コミ・評判を見ていきます。
実績が非公表
東京都:N・G(20代・男性)
実績が公表されていないと、選びにくいところがあります。
比較対象となる伊藤塾が毎年安定した合格者数を出しているので、どうしても比べてしまいます。
神奈川県:T・A(30代・女性)
法科大学院入試の予備校と言えば伊藤塾かLEC。
そこにアガルートが参入してくれたのは、自宅学習が好きな私にはありがたいけれど、実績が分からないのは不安材料です。
実績を公表していないことを気にする口コミ・評判は複数ありました。
アガルートの法科大学院入試カリキュラムはリリースされて間がなく、公表できる実績がないので仕方ないところです。
カリキュラムを構成する講座の大半は、実績のある予備試験1年合格カリキュラムと共通なので、質の高さは保証されています。
でも、カリキュラム自体の実績が明らかでないのは、受験生としては不安要素でしょう。
関東圏版と関西圏版に分かれている
北海道:M・B(30代・男性)
アガルートの講座は、関東圏版と関西圏版に分かれています。
そのため、関東の大学院と関西の大学院を併願したい場合、追加で料金がかかってしまいます。
東京都:O・D(20代・男性)
京大と東大を併願したい場合、アガルートの法科大学院入試カリキュラムだと別料金がかかってしまいます。
過去問解析講座の違いだけですが、カリキュラムだけで対応できないのはデメリットです。
アガルートの法科大学院入試カリキュラムには、各法科大学院の過去問解析講座が付属します。
ただし、関西圏版と関東圏版の一方を選ぶ必要があり、両圏内の大学を併願する場合、別に講座の購入が必要です。
その場合、カリキュラムとは別に税込32,780円かかってしまいます。
アガルートの良い口コミ評判(メリット)
アガルートの良い口コミ・評判を見ていきます。
講義の質が高い
東京都:H・H(20代・男性)
アガルートの法科大学院入試カリキュラムは、工藤講師の講義の質が高いです。
高い実績のある予備試験カリキュラムと共通の講座なので、安心して受講できます。
工藤先生の講義は、どれも必要な内容をコンパクトに説明してくれるので、集中して取り組めるのがメリットです。
熊本県:E・K(30代・男性)
司法試験講座に定評のあるアガルートのカリキュラムらしく、講義レベルは高い水準です。
と言っても、司法試験や予備試験向けのカリキュラムとほぼ共通なので、それらのカリキュラムの実績を見れば質の高さは誰でも分かります。
法科大学院入試カリキュラムに含まれる講座の多くは、予備試験や司法試験対策のカリキュラムと共通です。
メイン講義は工藤先生が担当し、過去問解析や答練もアガルートの人気講師が担当しています。
そのため、講義のレベルはアガルートで最高レベルで、予備校の法科大学院入試講座と比較しても高いレベルです。
価格がリーズナブル
大阪府:A・N(20代・女性)
法科大学院対策として伊藤塾を考えていたのですが、よりリーズナブルなアガルートを見つけて再検討中です。
カリキュラムの内容に大差がなく、アウトプットはむしろアガルートの方が充実しているので、コスパで見ても魅力的だなと思っています。
香川県:D・H(30代・男性)
アガルートのカリキュラムは、他の予備校よりも価格が安いのが魅力です。
伊藤塾と比べるとほぼ1/2で、お得感があります。
法科大学院入試の対策コースは、アガルート以外に伊藤塾やLECが開講しており、それぞれ価格が異なります。
アガルート | 伊藤塾 | LEC | |
価格(税込) | 745,800円 522,060円 |
854,300円 ~1,364,900円 |
667,450円 ~843,150円 |
伊藤塾のフルプランと比較すると、アガルートは約1/2の価格設定です。
また、早期申込割引やアウトレットセールを利用すれば、定価の30%offで利用できます。
新しい講座だから安く提供している可能性はありますが、他の講座を比較しても予備校より安い講座が多いです。
アウトプット学習が充実している
埼玉県:F・K(20代・男性)
3つの講座でオンライン添削が付いていて、合計100通近い添削を受けられます。
アウトプット学習では、他の予備校よりバツグンに充実しています。
東京都:Y・H(20代・女性)
アガルートは、論文答案の「書き方」、重要問題習得講座、予備試験型答練とアウトプット学習が豊富です。
それも、イロハから答練・添削の体験、実践力の向上とステップアップしていけるのがありがたいところです。
アガルートの法科大学院入試カリキュラムは、アウトプット学習が充実しています。
インプット学習は総合講義300で約300時間に凝縮されており、早い段階でアウトプット学習を開始するのが特徴です。
合計94通の添削指導を受けられる講座は、他には見当たりません。
アガルートの法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラムが向いている人
特徴や口コミ・評判を踏まえて、アガルートの法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラムが向いている人と向いていない人を紹介します。
アガルートが向いている人
- 通信講座で法科大学院の勉強をしたい人
- コンパクトなカリキュラムを利用したい人
- アウトプット学習が充実した講座を受講したい人
このご時世で、自宅で法科大学院の勉強がしたい人にはアガルートがピッタリです。
仕事や学業が忙しく、限られた時間の中で合格を目指したい人にも向いています。
また、答練・添削指導が充実した講座を受講したい人も、オンライン添削が充実したアガルートがおすすめです。
アガルートが向いていない人
- 予備校で勉強したい人
- 実績のある講座を利用したい人
- 勉強に書ける時間とお金が十分にある人
実績のある予備校で、時間とお金をかけて勉強したい人には向きません。
実績で言えば伊藤塾が一番なので、まずは伊藤塾のコースをチェックしてみましょう。
アガルートの法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラムのまとめ
アガルートの法科大学院入試の口コミ・評判(メリット・デメリット)は次のとおりです。
アガルート | 内容 |
メリット |
|
デメリット |
|
口コミ・評判を踏まえると、アガルートの講座が向いているのは、次のような人です。
- 通信講座で法科大学院の勉強をしたい人
- コンパクトなカリキュラムを利用したい人
- アウトプット学習が充実した講座を受講したい人
今なら、2022年合格目標の法科大学院入試講座が30%offで購入できます。
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