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Wセミナー(TAC)の評判・口コミ【2023年で終了】

Wセミナー予備試験の評判と口コミ

Wセミナーは、TACが運営している大手の資格予備校です。

司法試験・予備試験講座も提供しており、中村充講師が講師だった頃は業界シェアトップの伊藤塾口コミで評判のアガルートアカデミーに並ぶ人気を誇りました。

現在も申し込みをする受験生は一定数いますが、気になる口コミや評判もあります。

この記事では、Wセミナー(TAC)の司法試験・予備試験講座の口コミ・評判を紹介します。

予備試験講座の予備校・通信講座比較でリサーチした結果のうち、Wセミナーに絞って書いています。

目次

Wセミナー(TAC)の評判・口コミ(司法試験・予備試験講座のメリット)

Wセミナーの予備試験講座には、次のような良い口コミ評判があります。

  • 社会人でも無理なく学習できる
  • 講座価格が安い
  • 短答必修アプリが使いやすい

Wセミナーの評判・口コミ①:社会人でも無理なく学習できる【過去の口コミ】

Wセミナー予備試験講座は、かつてはハイブリッドコースという約2年かけて司法試験予備試験の合格を目指せるコースがありました。

しかし、現在はコースがなくなっており、短期合格を目指す超速逐条コースのみとなっています。

そのため、現在は、時間をかけて合格したい人向けとは言えません。

Wセミナーの評判・口コミ②:講座価格が安い

Wセミナーの講座価格は、大手予備校の中で最も安く設定されています。

スクロールできます
予備校税込価格(割引価格)分割払い
Wセミナー439,000円~有(最大36回)
伊藤塾1,182,700円~有(最大60回)
アガルート【2022年版】
・通常版:768,460円(691,614円)
・ライト版:657,800円(592,020円)
【2023年版】
・通常版:932,800円(839,520円)
・ライト版:822,800円(740,520円)
有(最大60回)
12回払いまで手数料0円
LEC1,062,870円~有(最大36回)
辰已法律研究所835,300円有(最大60回)
加藤ゼミナール657,800円有(最大24回)
資格スクエア759,000円
スタディング128,000円有(最大36回)

オンライン予備校の資格スクエアやアガルートと比較しても安いうえ、キャンペーン期間中ならさらに安価で受講できます。

「安かろう悪かろう」を心配するかもしれませんが、長年の講座運営で蓄えられたノウハウが詰まったカリキュラムになっており、講師による講義も評判です。

Wセミナーの割引制度

Wセミナーの予備試験講座には、次のような割引制度があります。

スクロールできます
割引対象講座・対象者割引率(割引額)
TAC/Wセミナー生割引制度一定の講座を申し込んだ人30%
他校学習経験者割引制度TAC/Wセミナー以外の予備校などで司法試験対策講座を受講していた人最大30%
他資格合格者割引制度以下のいずれかの資格を取得している人
・公認会計士
・税理士
・社労士
・弁理士
・司法書士
・行政書士
・宅地建物取引士
・国家公務員試験合格者
20%
法科大学院性バックアップ制度法科大学院在学生 または 卒業生20%
TAC/Wセミナー生割引制度一定の講座を申し込んだ人50%
短答合格者割引制度過去に短答式試験に合格した人30%

割引キャンペーンや株主優待の特典などとは併用できません。

割引制度を利用すれば、Wセミナーの講座をさらにお得に利用することが可能です。

運営元であるTACの講座が条件になってい

Wセミナーの評判・口コミ③:短答必修アプリが使いやすい

Wセミナーの予備試験講座には、短答必修アプリというサービスがついています。

司法試験予備試験の合格者が選んだ、「絶対に正解する必要のある問題」が一問一答形式で出題され、知識の定着度をチェックすることが可能です。

合格者なら全問正解できるレベルの基礎的な問題が多いので、誤答するようならそのジャンルを徹底的に勉強する必要があります。

シンプルですが、スキマ時間の勉強にはちょうど良い仕上がりです。

また、自分の苦手分野も分かるので、知識の定着度を知るのに適しています。

ただし、Wセミナーの通信講座は、オンラインで講義を視聴できるというレベルです。

オンライン予備校のような、レジュメの表示や学習フロー、進捗管理、メモ機能といった学習サポート機能はありません。

そのため、自宅のパソコンで講義を視聴し、テキストは製本版を使うという勉強スタイルになります。

Wセミナー(TAC)の評判・口コミ(司法試験・予備試験講座のデメリット)

Wセミナーの予備試験講座には、次のような気になる口コミ評判があります。

  • 中村講師がいなくなり、4Aメソッドがなくなっている
  • 各講座を担当している講師数が少ない
  • 司法試験予備試験講座は縮小傾向

Wセミナーの評判・悪い口コミ①:中村講師がいない

かつてのWセミナーには、中村充講師という圧倒的な人気講師が在籍していました。

「4Aメソッド」という独自の勉強法を踏まえた講義の評判が良く、中村講師の元で学びたいという受験生が毎年たくさんWセミナーを受講していた時代もあったほどですが、中村講師はすでにWセミナーを去っています。

4Aメソッドも中村講師が考案・講義で実践された内容なので継承されていません。

中村講師は現在、資格対策講座に特化したオンライン学習サービス「BEXA」でフリー講師をされており、4Aメソッドを学びたいならBEXAの講義を受講する必要があります。

どの予備試験講座にも人気講師がいますが、Wセミナーは中村講師が特に有名だったので、抜けられてできた穴は大きいです。

Wセミナーの評判・悪い口コミ②:各講座を担当している講師数が少ない

Wセミナーの予備試験講座は、3~4人の講師が担当しています。

人気講師は超速逐条コースを担当する上原広嗣講師です。

上原広嗣講師

上原先生は、早稲田大学政治経済学部卒業後、慶應義塾大学法科大学院修了して2006年司法試験に合格されています。

弁護士法人で弁護士として働きながら、Wセミナーで超速逐条シリーズの「超速逐条基礎講義」の講師として活躍中です。

実務家ならではの具体的な説明に定評があります。

講師数が少ない

上原先生のキャラクターが出た講義は受講生から人気がありますが、一方で「講師数が少ない」という指摘も散見されます。

伊藤塾の予備試験講座が15人以上の講師を抱えていることを考えると、Wセミナーが少ないと言われるのも無理はありません。

Wセミナーの評判・悪い口コミ③:司法試験予備試験講座は縮小傾向

Wセミナーの司法試験・予備試験講座については、「事業を縮小しているのではないか」という口コミを見かけます。

公式の発表はなくうわさに過ぎませんが、受講生からは「受講者数が少なく活気がない」「スタッフの対応も今いちになっている」といった指摘もあるようです。

2021年までは初学者向けのハイブリッドコースがありましたが、現在はなくなっており、予備試験講座がなくなることを心配する声もあります。

Wセミナー(TAC)の特徴|司法試験・予備試験講座

Wセミナー(早稲田セミナー)とは、TACが運営する大手の資格試験予備校です。

司法試験・予備試験などの法律系や公務員試験の対策講座など、幅広い講座を提供しています。

2009年からWセミナーを運営しているTACも有名な資格予備校ですが、両校の講座は競合しないように工夫されています。

Wセミナーの予備試験講座は、以前は中村充先生が人気でしたが、現在は後任の御堂地雅人先生が担当しています。

リーズナブルな価格設定や、教材の質の高さが評判です。

Wセミナーの予備試験講座の一覧

Wセミナーの予備試験講座は「超速逐条」コースです。

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講座名税込価格
超速逐条予備フルパック639,000円
超速逐条総合パック529,000円
超速基礎力完成パック449,000円

超速逐条パックは、より短期間で合格を目指したい人向けです。

初学者でも受講できますが、ハイブリッドコースより学習期間が短いので、働きながらだとハードルが上がります。

学習経験がある人は、単品講座から受講する講座を選択できます。

  • 論文セレクト過去問分析講義(全20回)
  • 論文力完成パック(全68回)
  • 予備試験合格答練パック<基礎答練付>
  • 論文基礎答練
  • 重要判例答練
  • 予備試験論文応用答練

超速逐条フルパックでは、基礎から論文式対策まで一貫して学習できるので、Wセミナーだけで合格を目指せます。

Wセミナーの司法試験・予備試験講座は、大手予備校と比較すると半額程度の価格です。

スタディングは例外ですが、アガルートなどの通信講座と比較しても安くなっています。

実績

Wセミナーの司法試験・予備試験講座は、実績を公表していません。

公式サイトには「合格者の声」が掲載されていますが、人数は多くありません。

他校の司法試験・予備試験講座は実績を公開しているところが多いので、Wセミナーが非公表なのはネックです。

Wセミナー(TAC)の予備試験講座が向いている人

口コミ評判を踏まえると、Wセミナーの予備試験講座が向いているのは次のような人です。

  • 短期間で予備試験に合格したい人
  • 大手予備校の講座を安く受講したい人
  • 働いていて忙しい人

Wセミナーの初学者向け講座は短期間で合格を目指すので、短期合格を目指したい人に向いています。

また、大手予備校の中ではずば抜けて価格が安いので、費用を抑えつつ「大手で勉強している」という安心感を得ながら勉強したい人には最適です。

こんな人には向いていない

一方で、次のような人には向いていません。

  • 網羅的に学習したい人
  • 中村先生の講義で予備試験の勉強をしたい人
  • いつでもどこでも勉強したい人

Wセミナーは通学講座がメインの予備校で、通信講座のような効率特化のカリキュラムではありません。

基礎と応用をバランスよく学びたいなら、オンライン予備校のアガルートアカデミーd2444936 Pが向いています。

伊藤塾に迫る高い実績と自宅学習に最適化されたカリキュラムに加え、受講生が急増しているので仲間も見つけやすいです。

また、Wセミナーの人気講師だった中村先生の4Aメソッドを習得したい人は、BEXAの講義を検討してみてください。

Wセミナーの通信講座は「講義はオンライン、その他はオフライン」というスタンスなので、スマホ学習がメインになるならスマホ特化のスタディングが向いています。

Wセミナー(TAC)の評判・口コミまとめ

Wセミナーの予備試験講座のメリット・デメリットをまとめました。

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資格スクエア特長と課題
メリット社会人でも無理なく学習できる
講座価格が安い
短答必修アプリが使いやすい
デメリット中村講師がいない
各講座を担当している講師数が少ない
司法試験予備試験講座は縮小傾向

ただし、予備試験講座を選ぶときに最も大切なのは「自分に合うかどうか」です。

口コミ評判が良く、記事を読んで自分に合うと思っても、講義の内容が合わなかったり、テキストが好みではなかったりすることもあります。

そのため、まずはWセミナーの公式サイトにアクセスし、無料講義の視聴やテキストの閲覧をしてみてください。

自分の目で見て耳で聞いて納得した講座なら、受講した後で後悔することはないはずです。

効率重視で選ぶなら、アガルートアカデミーd2444936 Pの1年合格カリキュラムが有力な選択肢です。

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