司法試験・予備試験のオンライン予備校として話題のアガルートアカデミー。
特に人気なのが、初学者が最短ルートで合格を目指せる予備試験1年合格カリキュラムです。
受講生の口コミ・評判は受験生のSNSやブログに出回っていますし、一般的なメリットは公式サイトに詳しく書いてあります。
でも、次のような情報って見聞きしたことありますか?
- 現役講師から見たカリキュラムの魅力や課題
- アガルート生の司法試験・予備試験の合格者数
- マネージメントオプションの具体的なサポート内容
- 「こんな人におすすめ!」と講師が思っている受験生像
資格のこもり部では、こうした「気になるポイント!」をアガルート講師にインタビューさせてもらいました。
この記事では、講師から見た予備試験1年合格カリキュラムの魅力や課題、公式サイトに掲載されていない極秘情報を丸ごと紹介します。
アガルート講師から見た予備試験1年合格カリキュラムの強み
谷山先生、今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では早速ですが、アガルートの強みを教えてください。
はい。
実際に講義や答案添削、受講生サポートを行っている講師の目線では、予備試験1年合格カリキュラムには次の3つの強みがあると考えています。
テキストの「量」と「質」
1つ目は、テキストの「量」についてです。
アガルートのテキストは、「薄い」と言われます。
ただし、アガルートの強みは、テキストが「薄い」点にあるわけではなく、「適切な分量」である点にあります。
例えば、試験における代表的な科目である「民法」のテキストについても、通常は二分冊となることが多いのですが、アガルートのテキストは、一冊にまとめられています。
なぜこれが可能であるか。
その理由は、アガルートが現在の予備試験・司法試験に制度変更後に設立された予備校である点に求められます。
旧司法試験時代の論文式試験の問題は、短めの事例問題や、概念の説明問題が出題されることがありました。
そのため、場合によっては「知識の量」が合否を分けることもあり、これに伴い、予備校のテキストにも相当な量の知識を掲載する必要がありました。
これに対し、現行の予備試験・司法試験では、旧司法試験時代では考えられなかった分量の問題文が掲載され、これについて、基本的知識を使い、いかに妥当な解決を図るのかという点がメインで問われています。
いわば、「知識の質」が合否を分けるようになりました。
このような視点から、現行の試験制度を分析し、テキストを作り直した結果、従来のテキストのおよそ半分の分量で足りることが判明しました。
この試験制度の変革にいち早く対応したのが、アガルートなのです。
テキストの質にも定評がありますよね。
テキストの「質」も随一だと考えています。
特に、論文アウトプット教材については、非常に多くの受験生の方々より支持を得ています。
従来の予備校のアウトプット教材は、インプット終了後にいきなり過去問を中心とした問題集に入ります。
過去問の検討の重要性については言うまでもありませんが、いきなり高難易度の問題をやれといわれても、その手掛かりすらつかめないままとなり、結局「答案の暗記」に終始し、それが覚束なくなることにより、挫折してしまうという悪循環を辿る恐れがあります。
また、過去問集は、試験で出題される可能性のある範囲を全て網羅しているわけではありませんので、受験生自身で知識を補充して行く必要があります。
これに対し、アガルートの論文アウトプット教材は、インプット後、まずは短文の事例問題集(「論文答案の書き方講座」)から入り、次にやや長めの問題文であるものの、過去問よりも難易度を落とした問題集(「重要問題習得講座」)で演習を十分に行いつつ、最後の仕上げとして過去問に入るという段階的なアウトプット方法によって、つまづきをなくします。
また、「重要問題習得講座」は、「合格者が本番で確実に論点を抽出し、確実に論述をしてくるであろう知識を全て網羅した問題集」であり、これ以上にご自身で知識を補充する必要がなくなります。
現に、他の予備校の方や、法科大学院生の方々の中にも、この重要問題習得講座で知識の範囲を確定し、知識を補充している方が非常に多くいらっしゃいます。
合理的なカリキュラムの流れ
2つ目が、合理的なカリキュラムの流れです。
アガルートでは、勉強すべき科目に「順番」があると考えています。
多くの予備校は、憲法・民法・刑法といういわゆる「上三法」と呼ばれるもののインプットを終え、その後、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法といういわゆる「下四法」と呼ばれるもののインプットを終えた後に、アウトプット(論文)講義に入っていくのが通常です。
これに対し、アガルートでは、「民事系(民法・商法・民事訴訟法)」→「刑事系(刑法・刑事訴訟法)」→「公法系(行政法・憲法)」という順番で進めていただきます。
このように三つの法系統に分けて学習をすることにより、それぞれの法律の理解度が飛躍的に向上します。
例えば、民法を本当に理解するためには、民法上の権利関係の存否を確定する手続である民亊訴訟法を勉強なければなりません。
この法系統の内部の科目は、それぞれ一方が他方を補完しており、ひとつのまとまりとして学習することにより大きなシナジーを生みます。
そして、民事系から行う理由ですが、民事系が一番勉強の分量が多いという事はもちろん、この民事系をで行うことにより、法的な思考方法や、法律答案の書き方の基礎が身についてしまいます。
このヤマを乗り越えてしまえば、刑事系や公法系は、「ゼロ」からの勉強ではなく、法的思考のベースが付いた段階からの学習となるのです。
例えば、憲法というのは非常に抽象的な科目ですので、最初にやると何をやっているかが分からなくなります。
また、理論を勉強していくとわかりますが、憲法は、他の民事系、刑事系、行政法をやってからこその真の意味が理解できるようになります。
科目を勉強する順番が工夫されているので、効率的に学習を進められるのですね。
そうです。
インプットとアウトプットのやり方に工夫はありますか?
アガルートでは、インプット講義と並行して、アウトプット講義を聴講し、実際に答案を書いていただきます。
インプットとは、アウトプットを行うためにあります。
したがって、アウトプットなしには、真のインプットは絶対にできないと言っても過言ではありません。
ただでさえ抽象的な法律概念を使いこなすには、それをいかに具体化して繰り返すかがポイントとなってまいりますし、本番では当然のことながらアウトプットを行うのですから、これを早く行うに越したことはないのです。
インプットを完璧にしてからアウトプットを行うという考えの方もよくいらっしゃるのですが、それはやはり前提がずれてしまっているため、勉強期間が長期にわたる原因となっているのは明らかです。
上記のような流れは、短期合格者の多くが採用する流れです。
この流れに沿ったカリキュラムとなっているのは、アガルートだけです。
マネージメントオプションを中心とした個別指導
3つ目は、マネージメントオプションを中心とした個別指導です。
アガルートでは、「個別指導」の重要性も強く主張しており、この観点から、「マネ―ジメントオプション」というオプションが設計されています。
この制度は、「予備試験1年合格カリキュラム」を主としたアガルートの通信講座を進めていただきながら、週1回、プロの講師との対面指導を実施し、進捗管理、論文の書き方についての徹底的な指導、質疑応答による疑問点の解消・口述式試験対策等を行うもので、アガルートでしかできない制度です。
予備試験・司法試験は、少なくとも1年という長丁場の試験勉強を経なければなりません。
そして、どの様な講義を受けたとしても、合否を分けるのは、「自習時間に何を行うか」にかかっています。
自習時間が、受験勉強時間の大半を占めるからです。
ところが、これを自分一人で進めていくと、思わぬ方向に進んでしまう事がよくあります。
マネ―ジメントオプションは、勉強の初期の段階より講師との対面指導を実施し、上記事項を行うことにより、究極的には、「自習力」をつけていただき、自習時間に適切な事項を適切な分量だけ行っていただけるようにするためのオプションとなります。
テキストの「量」と「質」、②合理的なカリキュラムの流れ、③マネ―ジメントオプションを中心とした個別指導、どれも合格するための勉強に大事なことですね。
大事です。
3つが全て揃っているのがアガルートの強みです。
アガルート 予備試験1年合格カリキュラムの合格者数と合格率
次に、合格実勢についてお聞きします。
アガルートの公式サイトには司法試験合格者の占有率が掲載されていますが、予備試験1年合格カリキュラム利用者の合格者数と合格率を教えてもらえますか?
マネージメントオプション「あり」と「なし」でお答えできる内容が異なるので、分けて説明します。
マネージメントオプションなし
まずは、予備試験1年合格カリキュラム(マネージメントオプションなし)についてですが、利用されているアガルート生の合格者数は、把握することができません。なぜなら、「予備試験1年合格カリキュラム」は全て通信指導であり、その性質上、受講生の何名が合格されたか、そもそも何名が試験を受験されたかを正確に把握することができないからです。
合格率についても、合格者数の把握ができない以上、算定できません。
マネージメントオプションあり
次に、マネージメントオプションありについてです。
マネ―ジメントオプションありの場合は、その性質上、受験者数及び合格者数を把握することができます。
2020年度試験における、マネ―ジメントオプションご利用者の合格者は14名です。
合格率ですが、短答受験者受験者69名に対して最終合格者が14名ですので、合格率は20.29%となります。
受講生の5人に1人以上が合格しているってことですね。
そうです。
全国平均(4.16%)の約5倍の合格率となっております。
予備試験1年合格カリキュラムのマネージメントオプションについて
マネージメントオプション利用者の合格実績の高さを聞いて、オプションのサポート内容が気になっています。
次の7つが気になっているのですが、教えていただけますか?
- カリキュラムはオーダーメイドか?
- 個別指導では、どのようなことをしてもらえるか
- 個別指導の講師は担任制か
- 学習の進捗管理って具体的にどのようにされているか
- モチベーションが低下している受講生にはどのように接しているか
- マネージメントオプションを利用して途中で挫折した人はいるか?
- 直近1年間のマネージメントオプションの利用者数は?
分かりました。
では、順番にお答えします。
カリキュラムはオーダーメイドか?
予備試験1年合格カリキュラムって、利用者一人ひとりにオーダーメイドで学習プランを組んでもらえるのですか?
マネ―ジメントオプションは、予備試験1年合格カリキュラム等のアガルートの講座を受講していただくことを前提として、当該講座を対象として、講師の個別指導を行うものです。
進度や内容については、「初回カウンセリング」を実施し、法律学習の有無、可処分時間、社会人か学生か等のヒヤリングをさせていただいた上で、その方に最もマッチした進行方法をご提案させていただいております。
個別指導も、基本的にはオーダーメイドでカリキュラムを組んでいきます。
しかし、①担任制か否か(マネ―ジメントオプションは担任制ではないのに対し、個別指導は担任制)②アガルートの講座を対象とするか否か(マネ―ジメントオプションではアガルートの講座のみが対象となるのに対し、個別指導はアガルートの講座以外のテキストや問題集を取り扱う事も可能)に大きな違いがあります。
②個別指導では、どのようなことをしてもらえるか
個別指導の具体的な内容が気になります。
どのような指導やサポートを受けられるのですか?
講義の進捗管理、論文答案の指導(問題文の読みカ、思考方法、答案の書き方、表現方法、時間管理の仕方等多岐に及びます)、質問に対する回答、及び質疑応答を通じた口述式試験対策の実施がメインですが、一般的な勉強法要や、勉強以外のお悩みを聞いたりすることもあります。
③個別指導の講師は担任制か
サポートしてくれる講師って、担任制なのですか?
担任制ではありません。
ただし、講師間での情報共有を徹底しており、どの講師でも適切に学習をサポートできる体制を整えています。
④学習の進捗管理って具体的にどのようにされているか
学習の進捗管理の具体的な方法を教えてください。
初回カウンセリングによって、まずは受講生の1習慣の可処分時間をヒヤリングし、年間スケジュールの全体像をお話したうえで、1週間ごとに、聴講してくる講義の範囲と、提出すべき課題・宿題を明示します。
その1週間後に、指定した講義の範囲を聴講することができたか、課題はこなせたかを確認し、その講義時間が適切だったか否か、適切でないとすればその理由は何かを話し合った上で、次回の聴講範囲や課題を決定していきます。
これを、初学者の段階から論文直前期まで継続して実施していきます。
➄モチベーションが低下している受講生にはどのように接しているか
学習意欲の低下した利用者には、どのように接していますか?
同じ時期に勉強を始められた人の進度を示して、ちょっと遅れを取っているから頑張ろう!という形で激励をしたり、課題を少し軽めにしたりする等、元の学習サイクルに戻ってもらうための多くの工夫をしています。
また、時には友人・先輩のごとく話をとことん聴き、場合によっては学習事項以外の話や、実務での話当等を交えて、モチベーションを回復してもらうようにしております。
⑥マネージメントオプションを利用して途中で挫折した人はいるか?
少しお聞きしにくいのですが、マネージメントオプションを利用して挫折した人っていますか?
理由は様々ですが、マネ―ジメントオプションの途中で勉強を挫折した人もいらっしゃいます。
マネ―ジメントオプション利用者の学習継続率は、約90%です。
⑦直近1年間のマネージメントオプションの利用者数は?
継続率90%はスゴイですね!
最近だとマネージメントオプションの利用者は何名くらい折られるのですか?
直近1年間だと、200名以上の受験生に利用いただいています。
200名以上ですか。
今年や来年の予備試験を受験する人は、週1回1時間も講師の手厚い指導を受けているアガルート生がライバルになるわけですね。
アガルート 予備試験1年合格カリキュラムの課題
予備試験1年合格カリキュラムの魅力や実績をお聞きしましたが、課題についても聞かせてください。
具体的には、次の4点について気になっています。
- 他校と比べるとeラーニングが充実していない
- マネージメントオプションの価格が高い
- 講義時間が予備校並みに長い
- 初学者には難しい
順番にお答えします。
他校と比べるとeラーニングが充実していない
eラーニングの機能がもう少し充実すると良いなと思っているのですが、AI搭載アプリやWeb上での進捗管理機能などを搭載する予定はありますか?
AI搭載アプリ等については、短答式試験等、予備試験司法試験と親和性のある部分もありますので、受験生にとって適切な形で導入できればと思いますが、未だ具体的な形にはなっていません。
デジタルブックについては既に導入済みです。
マネージメントオプションの価格が高い
オプション価格が高いという声がありますが、他校との比較やコスパを踏まえて、講師としてはどうお考えでしょうか?
確かに、1年合格カリキュラムのみの価格のおよそ倍近くの値段となっていますので、「高い」とお考えになられる方もいらっしゃられると思います。
しかし、その分の価値があるという点については断言できます。
私自身、論文式試験に大変苦労し、無駄な時間を費やしてしまったという苦い経験があります。
マネ―ジメントオプションは、自分が今から学習を始めるとして、その初期の段階から、何を教わりたかったのかという点から逆算して設計をさせていただいたものです。
こうすることによって、皆さんの無駄な時間を失わせないようにする。ここに大きな価値があると本気で思いこんで日々指導に当たっています。
自分の失敗を経験に変え、受験生に還元する。伝えたい。教えたい。このような気持ちがなければ、個別指導講師を継続できません。
マネ―ジメントオプション担当講師はそのような想いを持つ集団であり、その想いが伝わった結果、特に論文合格率が全国平均の5倍となっているものと思います。
講義時間が予備校並みに長い
講義時間が予備校並みに長いですが、社会人でもアガルートで予備試験合格を目指せるのでしょうか?
目指せます。
講義の最大の役割は、「試験合格のためにおさえるべき全体像を把握すること」と「法的思考」に慣れる事です。
そうだとすると、講義について、少なくとも最初から最後まで聴くということは、基本的に1回であり、かつ、この時点で予習や復習は基本的に不要という事になります。
先にも述べましたが、合格のポイントは、勉強の対象を限定した上で、自習時間を最大限に使いこれを反復していく点にありますので、いかに早く講義を聴ききってしまい、アウトプット教材を使って反復することができるかにかかっています。
アガルートの1年合格カリキュラムは、この1周をするために過不足のない講義とテキストで設計されています。
なお、短期合格者も、どんなに少なくとも合格までに1500時間〜2000時間を費やしています。
ですから、この時間をそもそも確保できなければ、予備校の講座の利用の有無にかかわらず合格は難しいものとなります。
これを前提に、アガルートの1年合格カリキュラムは約700時間程度ですから、あとはいかに反復をするための自習時間を確保するかということになります。
初学者には難しい
ブログやSNSで「工藤先生の説明は難しい」という口コミを見かけることがありますが、講師目線ではどうお考えですか?
確かに、工藤先生の説明には「難しい」部分もあるでしょう。
しかし、先にも述べたように、初学者段階でそもそもすべてを「理解」することは不可能なのです。
どんなに初学者にとってかみ砕いた内容にした講義を、時間をかけて聞いたとしても、それだけでは論文が書けるようにはなりません。
講義の主たる役割は、「全体像を把握し、法的思考に慣れる事」です。
その後の自習時間における反復が必要であり、この反復を正しく行うことにより、工藤先生の「難しい」説明が、「簡単」になっている瞬間が必ず訪れます。
現に、予備試験1年合格カリキュラムを用いて短期合格を勝ち取られた方のほとんどの方は、講義を1周した段階における理解度は2割程度と解答されています。
やはり、その後の反復が重要なのです。
アガルート予備試験1年合格カリキュラムがおすすめな人
最後に、予備試験1年合格カリキュラムをおすすめしたい人」と「おすすめできない人」を教えてください。
では、おすすめできる人から説明します。
予備試験1年合格カリキュラムをおすすめできる人
予備試験1年合格カリキュラムをおすすめできるのは、可処分時間を多くとることはできない方です。
試験範囲を適切に分析、限定し、これ以上手をひろげる必要のない、過不足のないテキストと講座で設計されておりますので、とにかくこの講座に含まれるテキストを反復し、使える知識を確実に増やしていくことが大事です。
予備試験1年合格カリキュラムをおすすめできない人
予備試験1年合格カリキュラムは、上記のように試験合格のためにこれ以上手をひろげる必要のない、過不足のないテキストと講座で設計されているので、「向いていない」という事が基本的には想定されておりません。
つまり、合格のためにやらなければならないし、かつ、これで足りるという講座とテキストが集約されているのが、予備試験1年合格カリキュラムです。
ただし、予備試験1年合格カリキュラムには、視聴期限があります。
一番長い期間で、約2年間の視聴期限があります。
そうすると、向いていない人とは、2年間で、勉強時間を700時間取れない方が考えられます。
このような方には、「論文基礎力養成カリキュラム」という、合格答案の作成技法の要請に特化した講座(予備試験1年合格カリキュラムの一部を切り取った講座)がありますので、まずはそれを進めていただき、次のステップに進まれることをおすすめいたします。
まずは基礎を固めるということですね。
ありがとうございます。
まとめ(谷山先生からのコメント)
インタビューに応じてくださった谷山先生から、受験生へのコメントをいただきましたので、まとめに代えて掲載します。
予備試験、司法試験に合格することは、決して「簡単」ではあることは否定できません。
しかしながら、「正しい努力」をすれば、必ず合格することのできる試験であることもまた事実です。
ここでいう「正しい努力」をするためには、「方法論」と「可処分時間」と「覚悟」の3つの要素が必要です。
これらが一つでも欠けてしまうと、合格の可能性は徐々に下がってきます。
これから勉強を本格的に開始される方は、まずは、「覚悟」について確認しましょう。
全ての合格者が、苦しみ、時に心が折れそうになりながらも、それでも何とか持ちこたえて、必死になって、ようやく合格を勝ち取っています。
では合格者はそこまでしてなぜ学習を続けることができたのか。
それは、「法律」を学ぶこと、「法的思考」を身につけることによって、あるいは日本一難しいとされる試験に合格したという自信を身につけることによって、本当の自由を勝ち取ることが出来るからです。
ですから、まずは本当の自由を勝ち取るための「覚悟」を決めてください。そして、勉強に向けた「可処分時間」についてじっくり検証してみましょう。
このようにして「覚悟」と「可処分時間」の準備が整ったら、「方法論」については、アガルートの「予備試験1年合格カリキュラム」にお任せいただければと思います。
我々が提供できるのは、「魔法の杖」ではありませんが、最も合理的に合格できるルートのナビゲーションは確実に提供できます。
もう一度「熱狂」してみませんか?
法律の勉強には、きっとその価値があると思います。
お待ちしております。
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