・スタディングが向いている人
働きながら宅建試験の合格を目指している人に人気なのがスタディングです。
社会人向けの短いカリキュラムやスマホ学習を意識したeラーニングシステムが口コミで評判になり、受講生が増加しています。
ただし、「新しい講座で本当に合格できるのか」という不安を抱き、受講を迷っている人も少なくありません。
この記事では、スタディング宅建講座の口コミ評判と向いている人について解説します。
働きながらでも宅建試験の短期合格を目指せる講座
スタディングの宅建(宅地建物取引士)講座
スタディングは、社会人向けの資格対策講座を開講しているオンライン学習サービスです。
旧称の「通勤講座」からも分かるとおり、働きながら資格取得を目指す人をターゲットにしており、オンライン学習ブームも相まって急成長しています。
どの講座も圧倒的に安く、スマホ一つで学習が完結するeラーニングが人気です。
スタディングの講座は、宅建の通信講座でトップレベルの低価格と、社会人でも短期合格を目指せる効率化されたカリキュラム、それを支えるeラーニングが魅力です。
インプットとアウトプットを交互に繰り返すのが基本進行なので、初学者でも講義の内容を記憶に定着させやすくなっています。
また、スマホさえあればいつでもどこでも基本問題や過去問を解けるので、通勤中や休憩時間を有効活用できます。
スタディングの宅建講座一覧
スタディングは、次のような宅建講座を開講しています。
講座 | 内容 | 価格 |
合格コース | 初学者向けの基本コース | 20,350円 (18,500円) |
直前対策講座 | 出題される可能性の高い論点が分かる講座 | 6,490円 (5,900円) |
合格模試 | オンライン模試 | 2,090円 (1,900円) |
宅建試験の勉強を一から始めるなら、合格コースを選ぶのが一般的です。
学習経験があって直前対策だけで良ければ「直前対策講座」、オンライン模試が受けたいなら「合格模試」を受講しましょう。
スタディングの宅建講座はとてもシンプルで、初学者向けは合格コースしかないので講座選びには悩みません。
スタディング宅建講座の価格
予備校 | スタディング | スタケン | 資格スクエア | フォーサイト | アガルート | クレアール | LEC | TAC |
価格 | 20,350円 | 21,780円 |
77,000円 | 89,980円 | 32,780円 | 71,600円 44,252円 |
181,500円 | 147,000円 |
スタディング宅建講座の価格は、宅建講座のなかで最も低価格です。
大手予備校のLECやTACと比べると1/7~8程度の価格設定で、オンライン予備校と比較しても安くなっています。
同じ価格帯はスタケン 、少し高いところだと合格実績や口コミ・評判が良いアガルートの宅建士講座くらいです。
宅建試験を独学で勉強する場合にかかる費用の平均が2万円くらいなので、独学とほぼ同じ価格で受講できるわけです。
割引クーポンや各種割引制度を利用すれば、さらに安く受講できます。
スタディング宅建講座は、他講座と比較すると割引セールはそれほど開催されていません。
でも、元が安いので気にならないでしょう。
スタディング宅建講座の合格実績
スタディング宅建講座は、合格実績を公表していません。
通信講座のフォーサイトが高い合格実績を公表しているので、比較するとどうしても気になってしまいます。
ただし、宅建講座の多くは合格実績を公表していないので、スタディングが非公表なのも大きな問題とは言えません。
スタディング宅建講座の気になる口コミ評判
スタディング宅建講座には、次のような気になる口コミ評判があります。
- 質問サービスがない
- 製本テキストが付属しない
- 予想問題集がない
質問サービスがない
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スタディングの宅建講座には質問する機能がありません。
簿記やFPの講座もなかったので予想はしていましたが、行き詰まったときに質問できないのは困ります。
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スタディングのデメリットは質問できないこと。
難関資格ほど行きづまったときに質問できるとありがたいし、いざというときは講師に質問できるという安心感を持って勉強できる。
質問できないのは、結構ツラい。
スタディング宅建講座には、講義内容について講師に質問する機能がありません。
スタディングは人件費を徹底的に削減して圧倒的な低価格を実現しており、人手がかかる質問サービスは実施していないからです。
他校の宅建講座には質問サービスがデフォルトでついているので、比較するとどうしても目立ってしまいます。
ただし、スタディングの宅建講座は初学者がスッと理解できる講義が多く、質問しないと理解できないところはほとんどありません。
「いざとなれば質問できる」という安心感は得られませんが、質問できないから勉強が進まなくなることはないはずです。
製本テキストが付属しない
ブログ
スタディングの宅建講座には紙のテキストがついていません。
テキストに書き込みながら勉強したい人は、オプションで購入する必要があるので注意しましょう。
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スタディングって紙のテキストないんだね。
予備校じゃ必ず紙のテキストもらえたから、違和感が強い。
スタディング宅建講座には製本テキストが付属しません。
製本テキストが欲しい場合は、別途オプションで購入(税込7,128円)する必要があります。
もっとも、スタディングのテキストは復習用という位置づけです。
スタディングの講義はスライド+講師の説明で進行し、視聴中はスライドさえ見ていれば理解できるのでテキストは使いません。
そのため、製本テキストがなくても講義内容は理解できます。
予想問題集がない
ブログ
スタディングの宅建講座には予想問題集がありません。
eラーニングにスマート問題集や過去問集はあるのですが、予想問題集はないので注意しましょう。
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予想問題集がスタディングにはなく、物足りなさを感じている。
製本版でも良いから準備しておいてほしかった。
スタディング宅建講座には予想問題集がありません。
eラーニングでは次の3つの問題集を利用できます。
- スマート問題集
- セレクト過去問集
- 13年分テーマ別過去問集
3種類ありますが、全て過去問ベースの問題集で予想問題(オリジナル問題)ではありません。
宅建試験に合格するには試験前に予想問題を解くことが大事ですが、スタディングでは提供されていないので他で探す必要があります。
宅建試験の予想問題集は、毎年夏ごろになると大手予備校などが販売を開始します。
いずれも2,000円~3,000円程度なので、自分に合う問題集を購入して繰り返し解いておきましょう。
スタディング宅建講座の良い口コミ評判
スタディング宅建講座には、次のような良い口コミ評判があります。
- eラーニングシステムが優秀
- スライド形式の講義がスマホで視聴しやすい
- インプットとアウトプットの繰り返しで知識が定着しやすい
eラーニングシステムが優秀
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スタディング宅建講座の一番の魅力は価格ですが、同じくらい衝撃的なのがオンライン学習システムの使いやすさです。
講義視聴から問題集、学習フローや進捗管理まで全て対応しているので、スマホ一つあれば学習が完結します。
フォーサイトも同じレベルのシステムがありますが、スマホでの操作性はスタディングが上です。
スタディングはとにかくeラーニングが使いやすい。
他の講座より圧倒的に安いのに、この使い勝手のよさって何なの。
スタディング宅建講座のeラーニング(オンライン学習)システムは業界トップレベルで、受講生から高い評価を得ています。
主な機能は次のとおりです。
- 講義視聴:オンラインで講義視聴できる
- Webテキスト:オンラインで閲覧できるテキスト
- スマート問題集:過去問ベースの問題集
- セレクト過去問集:同上
- 学習フロー:学習の順番が一目で分かる
- 学習サポート:学習の進捗状況がグラフ化される
- マイノート機能:オリジナルノートが作れる
- 検索機能:知りたい情報をシステム内で検索できる
- メモ機能:講義中にオンラインメモを作成できる
- 勉強仲間機能:スタディングで宅建試験の勉強をしている仲間を探せる
講義を視聴できるだけでなく、学習フローや進捗管理、ノート作成まで全てオンラインで完結します。
しかも、スマホでも全ての機能を利用できるので、いつでもどこでも学習が可能です。
例えば、通勤電車の中で講義視聴や問題集を解き、仕事の休み時間に進捗状況を確認できます。
eラーニングの使いやすさで言えば、フォーサイトの宅建講座も優秀です。
道場破りからMana Bunに移行して使い勝手がブラッシュアップされており、スマホでもスタディングと同レベルに達しています。
スライド形式の講義がスマホで視聴しやすい
ブログ
スタディングのオンライン講義は、スライドを見ながら講師の話を聞くというスタイルです。
テキストを見る必要がないので、視聴端末さえあれば後は手ぶらでも学習できます。
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スタディングの講義はスライド見ているだけで頭に入るのが良い。
スタディングのオンライン講義は、画面に映し出されたスライドを見ながら講師の説明を聴くかたちで進行します。
他講座ではテキストを見ながら講義を聴くスタイルが多いですが、スタディングではテキスト不要です。
そのため、外出中でもスキマ時間でもスマホだけで学習できるので、忙しい人にはぴったりといえます。
Webテキストは閲覧できるのですが、復習用に作られているので講義中に見る必要はありません。
コンパクトにまとまっているので、講義視聴の後に目を通すと知識定着には役立ちますが、講義中に閲覧することはあまりないでしょう。
インプットとアウトプットの繰り返しで知識が定着しやすい
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スタディングの学習はインプットとアプトプットを交互にするのが基本です。
インプットした内容をすぐアウトプットすることで知識が定着しやすくなるので、効率よく学習が進められます。
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スタディングの宅建講座は、講義で覚えた内容をすぐ確認問題で確認するからサクサク覚えられる。
大手予備校だとインプットをまとめてやるから、アウトプットする頃には忘れていることが多いんだけど、スタディングならその心配がない。
スタディング宅建講座は、講義によるインプットと問題によるアウトプットがセットになっています。
講義後にすぐ問題で知識の定着度を確認し、間違えたところはWebテキストなどで復習することで、一度学んだ知識を定着させやすいです。
また、カリキュラム全体でもインプットとアウトプットのバランスが意識されており、初学者でも短期間で合格レベルの知識が身につくようになっています。
基礎講座
スキマ時間でもスマホで学習できるよう、スライドを使った短時間の講義となっています。
難しい法律の知識や概念は図解されているので、初学者でもスッと理解することが可能です。
講師が試験での頻出ポイントも分かりやすく解説してくれるので、視聴するだけで合格に必要な知識が身につきます。
スマート問題集
スマート問題集は、講義後のアウトプット用に用意されているオンライン問題集です。
講義の単元ごとに問題が準備されているので、講義を視聴するたびにアウトプットして知識の定着度を確認できます。
間違った問題だけを出題させる機能があるので、2回目以降は弱点を中心に問題を解くことも可能です。
セレクト過去問集
セレクト問題集は、過去問の中から試験で問われやすいジャンルを選んだオンライン問題集です。
頻出ジャンルが厳選されており、1問ごとに丁寧な解説もついているので、繰り返し問題を解いて解説を読むことで合格する力が身につきます。
講義やスマート問題集の単元ごとに問題に当たることができるのが特徴です。
13年分テーマ別過去問集
13年分テーマ別過去問集は、過去13年分の過去問題が収録されたオンライン問題集です。
宅建試験の学習経験がある人や、じっくりと勉強して確実に合格力をつけたい人向けの問題集となっています。
スタディング宅建講座が向いている人
口コミ評判を踏まえて考えると、スタディング宅建講座に向いているのは次のような人です。
- 働きながらスキマ時間で宅建試験の勉強をしたい人
- 優秀なeラーニングでスマホ学習をしたい人
- 短期間で効率的に合格したい人
スタディング宅建講座は、働きながらでも短期間で合格を目指せるカリキュラムが組まれているので、短期合格を目指す社会人に向いています。
スキマ時間にスマホで学習できるので、忙しくて自宅学習が難しい人でも無理なく学習を進めることが可能です。
効率性を重視した講座は他にもありますが、スタディングレベルのeラーニングシステムを備えた講座は多くありません。
こんな人には向いていない
- 大手予備校で学習したい人
- じっくり時間をかけて満点を取りたい人
- オンライン学習が苦手な人
合格実績のある大手予備校で学びたい人や、オンライン学習に抵抗がある人にはスタディング宅建講座は向きません。
また、スタディングのカリキュラムは合格点を取ることを目標としており、満点を取りたい人にも物足りないものがあるでしょう。
スタディング宅建講座の口コミ評判のまとめ
口コミ評判を踏まえて、フォーサイト宅建講座のメリット・デメリットをまとめました。
スタディング | 内容 |
メリット |
|
デメリット |
|
メリットとデメリットを踏まえると、スタディング宅建講座が向いているのは次のような人です。
- 働きながらスキマ時間で宅建試験の勉強をしたい人
- 優秀なeラーニングでスマホ学習をしたい人
- 短期間で効率的に合格したい人
ただし、講座選びで最も大切なのは、自分の学習スタイルに合った講座を選ぶことです。
どれだけ口コミ評判が良い講座でも自分に合わなければ学習効率が悪くなりますし、合格するのも難しいでしょう。
まずは情報を収集し、気になる講座の公式サイトへアクセスして、自分の目で講義やテキストをチェックしてみてください。
独学よりも低価格でスマホ一つで学習できる宅建講座
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