司法書士試験に独学で合格するには約3000時間かかると言われており、法学部生でも予備校や通信講座を利用するのが一般的です。
アガルートの司法書士講座は、高い合格率とそれを支える講義やサポート体制が注目されていますが、受講生による気になる口コミも見かけます。
この記事では、アガルートの司法書士講座の評判と口コミから分かるメリット・デメリットを紹介します。
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アガルートの司法書士の評判は?
アガルートは、難関資格試験の対策講座を提供しているオンライン予備校です。
元LEC講師の工藤北斗(岩崎北斗)先生が立ち上げ、司法試験予備試験講座の高い合格実績をバネにして飛躍的に成長しています。
司法書士講座は、①講義とテキストが連動した講座、②手厚い受講生サポート、③コスパの高さが特長です。
受講生合格率は2022年に17.8%(全国平均の3.43倍)、2023年に15.4%(全国平均の2.96倍)を叩き出し、「難関資格に合格できる予備校」として注目されています。
受講者数も3年間で8.99倍に伸びており、受講生や合格者の口コミがたくさん出回るようになってきました。
アガルートの司法書士講座の一覧
最新版と旧年版のアガルート司法書士講座を案内します。
アガルートの司法書士講座:2023年版(2025年合格目標)
講座 | 内容 | 税込価格 |
---|---|---|
入門総合講義 | 肢別過去問集・ひな形集付き (約287時間) | 140,800円 |
入門総合カリキュラムライト | ・入門総合講義(約287時間) ・記述問題はじめの一歩(約10時間) 記述解法マスター講座(約20~40時間予定) ・記述過去問解説講座(約50時間) ・実力確認答練 全8回(前半:約4時間/後半:約6時間 ・Facebook質問制度 ・ホームルーム ・定期カウンセリング(有料オプション) | ・オプションなし:239,800円 ・オプションあり:349,800円 |
入門総合カリキュラムフル | ・入門総合講義(約287時間) ・記述問題はじめの一歩(約10時間) 記述解法マスター講座(約20~40時間予定) ・記述過去問解説講座(約50時間) ・記述・択一パーフェクト12(約20時間) ・実力確認答練 全8回(前半:約4時間/後半:約6時間 ・模擬試験(約3時間) ・Facebook質問制度 ・ホームルーム ・定期カウンセリング(有料オプション) | ・オプションなし:294,800円 ・オプションあり:404,800円 |
【最新】アガルートの司法書士講座:2024年版(2026年合格目標)
講座 | 内容 | 税込価格 |
---|---|---|
入門総合講義 | 肢別過去問集・ひな形集付き (約287時間) | 162,800円 |
入門総合カリキュラムライト | ・入門総合講義(約287時間) ・記述問題はじめの一歩(約10時間) 記述解法マスター講座(約20~40時間予定) ・記述過去問解説講座(約50時間) ・実力確認答練 全8回(前半:約4時間/後半:約6時間 ・Facebook質問制度 ・ホームルーム ・定期カウンセリング(有料オプション) | ・オプションなし:239,800円 ・オプションあり:349,800円 |
入門総合カリキュラムフル | ・入門総合講義(約287時間) ・記述問題はじめの一歩(約10時間) 記述解法マスター講座(約20~40時間予定) ・記述過去問解説講座(約50時間) ・記述・択一パーフェクト12(約20時間) ・実力確認答練 全8回(前半:約4時間/後半:約6時間 ・模擬試験(約3時間) ・Facebook質問制度 ・ホームルーム ・定期カウンセリング(有料オプション) | ・オプションなし:294,800円 ・オプションあり:404,800円 |
定期カウンセリングは、オプションなしより税込11万円も高くなります。
ただし、月1回、現役講師が学習の悩みや学習法について助言してくれるので、講師と二人三脚で合格を目指したい人にはピッタリです。
アガルートの司法書士講座の良い評判
良い口コミや評判から分かるメリットを見ていきます。
- コスパが良い
- 合格率が高い
- 学習効率を高める機能が充実
- テキストの質が高い
- 記述過去問解析講義が充実
- サポート体制が手厚い
- 三枝りょう先生が参画
アガルート 司法書士のよい評判①:コスパが良い
アガルート司法書士講座は、予備校と比較すると低価格ですが通信講座としては割高です。
予備校 | 税込価格(割引価格) |
---|---|
アガルート | フル:294,800円 ライト:239,800円 |
スタディング | 99,000円 |
クレアール | 360,000円(177,200円) |
LEC | 479,700円~(434,700円~) |
伊藤塾 | 476,000円~(386,000円~) |
Wセミナー | 465,000円~(405,000円~) |
司法書士講座の最安値は、低価格とシステムの使いやすさに定評があるスタディングです。
しかし、アガルートは、メイン講師の実績、製本テキスト、サポート体制などスタディングに無いメリットを多く備えており、コスパでは大きく上回っています。
また、アガルートのクーポン・割引セール【最新】を活用すれば、定価の20%程度は安く申し込むことができます。
- 他校乗換割引:20%OFF
- 再受講割引:20%OFF
- ステップアップ割引:20%OFF
- 他資格試験合格者割引:最大20%OFF
期間限定のクーポンや割引セールと併用すれば、さらにお得です。
さすがにスタディングより安く購入するのは難しいですが、合格実績の高い講座が相当にお得になるので見逃せません。
公式LINEに登録するだけで2%クーポンがもらえますし、メルマガやLINEに登録しておけば、割引セールと併用できる臨時クーポンコードが配信されます。
人気カリキュラムに適用される割引制度も充実しています。
司法書士試験の受験歴、特定の資格保有、他校からの乗り換えのいずれかに当てはまれば割引価格から最大20%offになるお得な制度です。
さらに、合格すると講座費用が全額キャッシュバックされて合格お祝い金3万円がもらえる特典もあります。
全額返金に加えてお祝い金までもらえるので、合格すれば実質0円以下で受講できたことになります。
数千円から数万円のキャッシュバックしかない予備校が多いので、本気で合格を目指す人なら大きなメリットです。
アガルート 司法書士のよい評判②:合格率が高い
アガルート司法書士講座は、令和5年試験で受講生合格率15.4%を達成しています。
全国平均の2.96倍という高い数値で、実績を公表している予備校・通信講座ではトップレベルの実績です。
通信講座で合格するのは難しいという前評判を覆す結果となり、アガルートの受講者数が急増するきっかけとなっています。
予備校 | 合格実績 |
---|---|
アガルート | 15.4%(全国平均2.96倍) |
スタディング | 非公表 合格者の声あり |
クレアール | 非公表 合格者の声あり |
LEC | 2011~2020年度試験で 一発合格者163人 |
伊藤塾 | 非公表 合格者の声あり |
Wセミナー | 非公表 合格者の声:83名 |
主な予備校を見ると、合格者の声や複数年の実績を公表しているところが多く、合格率を公表しているのはアガルートだけです。
公表している数値が各校で異なるので単純比較はできませんが、合格率という分かりやすい実績を公表していることは、受験生の信頼性や安心感を得るのに一役買っています。
アガルート 司法書士のよい評判③:学習効率を高める機能が充実
通信講座ならではの学習効率を高める機能が充実しているという口コミも多いです。
受講生に人気なのは次の機能。
- 短いチャプター
- 倍速機能
- デジタルブック(一部講義のみ)
- 音声ダウンロード
スキマ時間でも確実に知識の積み上げができるので、忙しい社会人向きです。
音声ダウンロードは移動時間が長い受験生に重宝される機能です。
また、動画講義には視聴期限がありますが、ダウンロードデータは半永久的に聴き続けることが可能です。
2年以上かけて合格を目指すけど学習コストは低く抑えたいという人は、動画講義の視聴期限が切れた後も、ダウンロードした音声と教材で勉強することができます。
アガルート 司法書士のよい評判④:テキストの質が高い
アガルートのテキストは、資格種問わず受講生から高い評価を得ています。
特徴は次のとおり。
- 講師がテキストを自作
フルカラーで図表が多い- 記載例や書式が豊富
- 重要度が一目でわかるアイコン
「講義と教材がマッチしていない」という問題が発生しにくく、最近流行りの「フルカラーで見て分かる」テキストなので初学者でも効率的に知識をインプットできます。
また、合格に必要な情報だけが網羅的に記載されており、その中でも特に重要な事項にはアイコンが付されているので、メリハリをつけて学習しやすいのも特長です。
記載例や書式も豊富に掲載されていて、テキストを読むだけで自然に記述式対策にもなります。
アガルート 司法書士のよい評判⑤:記述過去問解析講義が充実
アガルート司法書士講座で特に評価が高いのが、記述過去問解析講義です。
プロ講師が、過去10年分の記述式試験の過去問を実際に問題を解く様子を視聴する講義で、講師の考え方から解答のプロセスまで見て学ぶことができます。
担当するのは記述式試験を上位で突破した浅野先生です。
講義のポイントは3つ。
- 講師のマネをすれば基準点以上を得点できるようになる
- ミス予防法など試験で役立つノウハウが身につく
- 10年分の記述式過去問に触れられる
法律初学者でも分かりやすいように手取り足取り説明してくれるので、視聴するだけで得点力が身につきます。
他校をメインで利用している受験生でも、記述式対策はアガルートの記述過去問解析講義を受講する人が一定数いるレベルです。
アガルート公式サイトでサンプル動画を視聴できるので、ぜひ一度体験してみてください。
アガルート 司法書士のよい評判⑥:サポート体制が手厚い
アガルートは通信講座のなかでも受講生サポートに力を入れています。
予備校 | 質問 | 定期サポート |
---|---|---|
アガルート | Facebookグループ ・質問の回数制限なし ・講師が回答 ・他の質問回答閲覧可 | 定期カウンセリング ・月1回30分程度 ホームルーム ・月1回の動画配信 |
スタディング | - | - |
クレアール | ・Eメール ・FAX | - |
LEC | ・教えてチューター (Web質問システム) | - |
伊藤塾 | ・公式サイトフォーム | - |
Wセミナー | ・i-support (Web質問システム) ・電話質問 ・FAX | - |
LECやWセミナーも質問サポートは整備していますが、オンラインでの定期的な受講生ケアや動画配信サポートはアガルートのオリジナルです。
受講生満足度が高いサポートは3つ。
- 質問サポート
- ホームルーム
- 定期カウンセリング(有料オプション)
講座を申し込むと受講生限定のFacebookグループに入れるようになり、回数制限なしで質問できるようになります。
講義の細かい内容まで丁寧に回答をもらうことができ、他の受講生が書き込んだ質問や講師の回答が閲覧できるのも特長です。
ホームルームは、受講生の悩みや不安を講師が取り上げてくれるので、リアルタイムではありませんが臨場感があり、講師やライバルの存在を見塚に感じてモチベーションを高めることができます。
定期カウンセリングを申し込むと、講義担当の人気講師から直に学習サポートを受けることができます。
2023年版(2025年合格目標)からは、さらに3つの受講生サポートが追加されています。
- 導入オリエンテーション
- 学習カウンセリングチューター
- 短答セルフチェックWebテスト
評判のアガルート予備試験講座にも導入されている導入オリエンテーションや学習カウンセリングチューターが利用できます。
また、「問題演習がない。」という口コミを受け、Webテストが導入されたのも大きな変化です。
アガルート 司法書士のよい評判⑦:三枝りょう先生が参画
司法書士受験業界におけるカリスマ講師と言えば、三枝りょう先生を思い浮かべる人が多いでしょう。
資格スクエアのメイン講師として活躍していましたが、同予備校が司法書士講座を終了した後、アガルートに参画しています。
現時点ではメイン講義の担当ではありませんが、今後、活躍の場が増えていくと考えられます。
アガルートの司法書士の悪い評判
アガルートの司法書士講座で気になる口コミ評判は次のとおりです。
- オンラインがイマイチ
- 講師の話が聞き取りづらい、分かりにくい
- スマホだと見づらい
アガルート司法書士の悪い評判①:オンラインがイマイチ
アガルートの司法書士講座は、講義とテキストを持ち歩くスタイルです。
動画講義はいつでもどこでも視聴でき、講義中には画面にテキストが表示されますが、他にこれといった学習サポート機能がありません。
講義録画をオンラインで視聴できるだけの予備校よりは優秀ですが、他の通信講座と比較すると物足りなさが残ります。
例えばスタディングには、ノートやメモ、学習の進捗管理や学習フロー、問題演習などの機能があり、スマホ端末だけで学習を完結させることが可能です。
ただし、アガルートは講師による手厚いサポートがあるので、スマホ学習がメインにでもならない限り使い勝手の悪さはありません。
アガルート司法書士の悪い評判②:講師の話が聞き取りづらい、分かりにくい
「講師の声が聞き取りづらい」という口コミがあります。
司法書士講座以外にも共通しており、講師の声質や喋り方、機材の問題が指摘されていますが、実際に講義を視聴してみると聞き取りづらさは感じません。
メイン講師の話し方は特徴的ではありますが、講義の内容はしっかり聞き取ることができます。
一方で、講義スタイルの影響で分かりにくいという口コミもありました。
サンプル講義を見ると分かりますが、確かに、浅野先生はテキストを画面に映さず講義を進めることが多いです。
慣れるまでは、「今、テキストのどこを説明しているのかわからない。」ということがあるかもしれません。
ただし、説明そのものは分かりやすく、慣れると講義を聴きながらテキストの説明部分をサラッと見つけられるようになります。
アガルート 司法書士の悪い評判③:スマホだと見づらい
アガルートの講義はスマホでも視聴できますが、PC視聴時と比べると見やすさが低下します。
スライドが画面に大写しされるスタディングと比べると、板書やテキストが小さくて見づらく、ボタンリンクも押しにくさがあります。
また、機能面についても、スタディングと比較すると物足りなさを感じます。
予備校 | 講義形式 | 1講義の時間 | 学習サポート |
---|---|---|---|
アガルート | ホワイトボードに板書 テキスト表示 講師の説明 | 10~30分 | ・デジタルブック |
スタディング | スライド表示 講師の説明 | 約25分 | ・Webテキスト ・スマート問題集 ・セレクト過去問集 ・学習フロー ・学習レポート ・マイノート機能 ・検索機能 ・問題横断復習機能 ・メモ機能 ・勉強仲間機能 |
クレアール | スライド表示 講師の説明 | 約60分 | ・Webテキスト ・過去問1000本ノック ・Web確認テスト |
LEC | 黒板に板書 講師の説明 | 60~150分 | ・Web成績閲覧 ・学習時間 ・学習進捗 |
伊藤塾 | 黒板に板書 講師の説明 | 180分 | - |
Wセミナー | オリジナル 2色刷り 冊子 | 約180分 | - |
テキストをオンラインで閲覧できるデジタルブックは使い勝手が良いのですが、問題演習や学習状況の管理といった便利機能がなく、アナログで対応せざるを得ません。
「オンライン予備校である以上、もっとシステム面に力を入れてほしい。」という口コミは少なからず見かけます。
アガルート司法書士講座がおすすめな人
口コミ評判に基づくメリット・デメリットを踏まえると、アガルートの司法書士講座に向いているのは次のような人です。
- コスパと学習効率重視の人
- サポートが手厚い通信講座が良い人
- 記述式対策に力を入れたい人
コスパの良さで選ぶなら、アガルートの司法書士講座は有力な選択肢になります。
スキマ時間で視聴できる講義や、約1年という最短ルートで合格を目指せるカリキュラムも魅力的です。
また、基礎講座は初学者にも分かりやすく記述式対策も充実しているので、1つの講座だけで一から勉強して合格までたどり着きたい人もアガルートが向いています。
アガルートの司法書士講座がおすすめできない人
スマホ学習をメインに考えているなら、スマホ視聴の見やすさや操作性に優れたスタディングが選択肢に入ります。
アガルートのWebテキストは見れるだけなので、書き込みなどをしたいときに製本テキストを持ち歩く必要があります。
ただし、動画講義の視聴に必要な機能は備わっており、自宅以外でも問題なく学習することはできます。
法律初学者でもOK
アガルート司法書士講座は、講義内容やテキスト、カリキュラムどれも法律初学者がゼロから勉強して合格できる設計です。
記述式対策も充実しており、アガルートだけで合格を目指せます。
ホームルームや定期カウンセリングをうまく活用すれば、自学自習でもモチベーションを維持して学習できるでしょう。
アガルート司法書士講座の評判まとめ
口コミ・評判に基づいて、アガルートの司法書士講座のメリットとデメリットをまとめました。
メリット | コスパが良い 合格率が高い 学習効率を高める機能が充実 テキストの質が高い 記述過去問解析講義が充実 サポート体制が手厚い 三枝りょう先生が参画 |
デメリット | オンラインがイマイチ 講師の話が聞き取りづらい スマホだと見づらい |
自分なりの最短ルート合格を目指したいなら、アガルートの学習スタイルがハマるはずです。
ただし、講師や教材との相性には個人差があるので、まずは無料講義やサンプルテキストを自分で見聞きしてみてください。
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