司法試験の受験資格を得るには、①法科大学院を修了するか、②司法予備試験に合格する必要があります。
法学部生だと①ルートを進む人が多いですが、最短ルートで法曹資格を得たい人や社会人受験生などは②ルートを選択する人も増えています。
そこで発生するのが、「予備試験ルートと法科大学院ルートってどっちがおすすめなの?」という疑問です。
この記事では、予備試験ルートと法科大学院ルートはどっちがおすすめか、法曹コースも踏まえて紹介します。
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司法予備試験ルートと法科大学院ルート
司法試験の受験資格を得るための2つのルートについて、それぞれ簡単に紹介しておきます。
法科大学院(ロースクール)ルート
法科大学院ルートは、司法試験の受験資格を得るための基本ルートです。
大学を卒業して法科大学院(ロースクール)ルートに進学し、修了することで受験資格が得られます。
法科大学院には、法律の勉強経験がある人向けの既習コース(2年)と未経験者向けの未修コース(3年)があります。
大学卒業(4年)に加えて法科大学院を修了(2~3年)する必要があり、受験資格を得るまでに7年程度はかかる計算です。
ただし、2019年からは一部の大学法学部に法曹コースが設置され、受験資格を得るまでの期間が短縮できるようになりました。
大学の法曹コースを3年で卒業して法科大学院既修者コースに進学できるうえ、一定の条件を満たせば大学院在学中に司法試験の受験資格を得ることができます。
そのため、最短5年程度で司法試験にチャレンジすることが可能です。
司法予備試験ルート
予備試験ルートは、司法試験予備試験に合格することで司法試験の受験資格を得るルートです。
予備試験に受験資格はなく、合格すれば誰でも司法試験の受験資格が得ることができます。
近年では、18歳の高校在学中の受験生が合格して話題になりましたが、実力さえあれば誰でもチャレンジできるルートです。
最短ルートで法曹になりたい人にとっては、理想的なルートと言えます。
ただし、法科大学院修了と同等のレベルが求められる試験で、毎年受験生の4%前後しか合格できない狭き門です。
法律既修者でも合格のハードルは相当に高く、初学者の独学合格は非常に難しいと言っても過言ではありません。
そのため、予備校を利用して合格を目指すのが定番となっています。
予備試験には3つのステップがあり、前のステップを合格した人だけが次のステップへ進めます。
試験 | 科目 |
---|---|
短答 | 憲法・民法・商法・民事訴訟法・行政法・刑法・刑事訴訟法・一般教養 |
論文 | 憲法・民法・商法・民事訴訟法・行政法・刑法・刑事訴訟法・選択科目・法律実務基礎科目(民事・刑事) |
口述 | 民事実務・刑事実務 |
予備試験と法科大学院はどっちがおすすめ?
「予備試験ルートと法科大学院ルートはどっちがおすすめか?」について、項目ごとに検討していきます。
予備試験と法科大学院どっちがおすすめ①:合格率
合格率を重視するなら、予備試験ルートが圧倒的におすすめです。
2022年の予備試験ルートと法科大学院ルートの司法試験合格率を比較してみるとよく分かります。
比較 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|
予備試験 | 395人 | 97.5% |
法科大学院 | 1008名 | 37.7% |
法科大学院修了者の合格率が37.7%なのに対し、予備試験合格者は実に97.5%が司法試験に合格しています。
2021年以前も予備試験合格者の司法試験合格率は90%を超えており、法科大学院修了者と大きな差があるのが実情です。
合格者数では法科大学院に軍配が上がりますが、非常に高い合格率は予備試験ルートの大きなアドバンテージと言えます。
予備試験と法科大学院どっちがおすすめ②:受験資格が得られるまでの期間
司法試験の受験資格が得られるまでの期間は、予備試験の方が短くて済むことが多いです。
予備試験には受験資格がなく、例え学習期間が短くても試験に合格すれば受験資格が得られます。
早く法曹として活躍したいという人にピッタリの制度です。
ただし、試験に合格しない限り受験資格を得ることはできません。
司法試験と並ぶ最難関試験の一つなので、何年も合格できず、法科大学院ルートより長い時間がかかるリスクも見込んでおく必要があります。
法科大学院ルートは、基本的には大学4年+法科大学院2~3年という期間がかかります。
一部の大学法学部に法曹コースが設置されたことに加え、在院中の司法試験受験も解禁されると短縮されますが、それでも最短5年程度の期間が必要です。
予備試験と法科大学院どっちがおすすめ③:費用
コスパで考えるなら、予備試験ルートがお得です。
法科大学院に入学してから卒業するまでにかかる学費は、次のとおりです。
国公立・私学 | 大学名 | 学費 |
---|---|---|
国立 | (一律) | 既修者:1,890,000円 未修者:2,694,000円 |
公立 | 東京都立大学 | 既修者:1,608,000円 (都民:1,467,000円) 未修者:2,271,000円 (都民:2,130,000円) |
大阪市立大学 | 既修者:1,990,000円 (府民及び子:1,890,000円) 未修者:2,794,000円 (府民及び子:2,694,000円) | |
私学 | 早稲田大学 | 既修者:2,320,000円 未修者:3,480,000円 |
慶應義塾大学 | 既修者:2,300,000円 未修者:3,400,000円 |
法科大学院の夜間コースを設置している大学は全国で3校のみですが、社会人など忙しい人の受け皿として注目されています。
大学名 | 学費 |
---|---|
筑波大学 | 既修者:1,890,000円 未修者:2,694,000円 |
日本大学 | 既修者:2,210,000円 未修者:3,190,000円 |
福岡大学 | 同大卒業生:2,230,000円 他大卒業生:2,315,100円 |
人気の法科大学院となると入試を通過するために予備校や通信講座を利用する人も多く、学費以外に予備校等の費用もかかることになります。
一方で、予備試験の場合、独学で合格すれば費用は参考書や問題集程度で済みます。
初学者が独学で合格するのは相当にハードルが高く、多くの受験生が予備校や通信講座を利用しているのが実情で、その費用が10万円~150万円程度かかります。
それでも、法科大学院の学費と比べると安く抑えることができます。
予備試験と法科大学院どっちがおすすめ④:法曹になった後
法科大学院ルートでは、①司法試験合格と②法曹として活躍できる知識とスキルを学びます。
当然、試験合格を目指した勉強もしますが、合格後も意識したカリキュラムを組んでいるところが多いです。
一方の予備試験ルートは、独学または予備校を利用して試験合格に特化した勉強をするのが基本です。
法科大学院修了レベルの法律知識は身につきますが、その先を見据えた知識やスキルについては法科大学院ほど学べませんし、そもそも受験生のモチベーションも目先の合格に向かっています。
そのため、司法試験に合格する前から法曹として活躍できる知識やスキルを身に付けておきたいなら、法科大学院ルートが向いています。
ただし、予備試験予備校の伊藤塾は法曹として活躍できる人材育成を謳っていますし、オンライン予備校のアガルートキャリアで士業の就職・転職サポートを行っています。
予備試験ルートだから法曹になった後に活躍できないというわけでは、決してありません。
予備試験と法科大学院が向いている人
予備試験ルートと法科大学院ルートが向いている人を見ていきます。
- 合格率を重視したい人
- 法科大学院に通う時間がない人
- 最短ルートで法曹を目指したい人
予備試験ルートが向いている人
合格率や最短ルートで法曹になりたい人は、予備試験ルートが向いています。
また、社会人や経済的事情で法科大学院に通う余裕がない人にも向いているルートです。
法科大学院ルートが向いている人
- 学歴を積みたい人
- 経済的に余裕がある人
- 合格後に役立つ知識まで得たい人
特定の法科大学院(ロースクール)卒業という肩書が欲しい人や、法科大学院に通う時間的・経済的な余裕がある人、合格後を見据えた勉強がしたい人は、法科大学院ルートが向いています。
夜間ロースクールを設置している大学院もあり、社会人でも上記に当てはまるなら法科大学院ルートが選択肢に入るでしょう。
両方狙うという選択肢
ここまで予備試験ルートか法科大学院ルートのどっちがおすすめか、向いているかという話をしました。
でも、両方狙う(法科大学院入試と予備試験を両方目指す、法科大学院に在籍しながら予備試験を受験する)という方法もあります。
予備試験には受験資格がないため、法科大学院入試受験前または在籍中でも受験することができ、合格すれば司法試験の受験資格が得られます。
予備校費用+学費がかかるので経済的な負担は重くなるのがネックですが、保険をかけるという意味では選択肢に入る人もいるでしょう。
通常、司法試験関連の予備校は、予備試験と法科大学院のコースを別に設けていますが、アガルートの最短合格カリキュラムなら両にらみの勉強が可能です。
「予備試験と法科大学院どっちがおすすめ」のまとめ
司法試験の合格率の高さや、受験資格を得るまでの期間を重視するなら、予備試験ルートがおすすめです。
一方で、合格後を見据えた勉強をしたいなら法科大学院ルートが有力な選択肢になります。
社会人でも夜間ロースクールなら勉強できますし、受験資格を得るまでの期間が気になる人も法曹コースを選択すれば短縮は可能です。
また、予備試験と法科大学院を両にらみで勉強するという方法もあります。
法科大学院に在籍しながら予備試験を受験して合格する人も増えているため、現実的な選択肢の一つでしょう。
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