・スタディングが向いている人
知的財産の専門家「弁理士」を目指す人が増えるなかで、弁理士講座を開講する予備校やオンライン学習サービスも増えています.
スタディングもその一つで、低価格と効率化に特化したカリキュラム、最高レベルのオンライン学習システムが口コミで評判です。
一方で、気になる口コミ・評判も少なくありません。
この記事では、スタディングの弁理士講座の口コミ評判を紹介します。
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スタディングの弁理士通信講座
スタディングは、KIYOラーニング株式会社が運営している忙しい社会人向けのオンライン学習サービスです。
2008年に通勤講座としてサービス提供を開始し、現在はスタディングに改称しています。
そう受講者数が10万人を突破しており、代表的なオンライン学習サービスの一つになっています。
スタディングの弁理士講座は、圧倒的な安さが口コミで評判です。
「安かろう悪かろう」を不安に思う人もいますが、忙しい人がスキマ時間で勉強できるカリキュラムや、スマホ一つで学習が完結するeラーニングなど価格以外の魅力もたくさんあります。
特にオンライン学習システムは優秀で、スタディングレベルのシステムを備えた講座は他にありません。
スタディング弁理士講座の一覧
スタディングの弁理士講座には3つのコースがあります。
講座 | 内容 | 価格 |
弁理士 短答・論文総合(基礎/短答/論文)コース[2022年度試験対応] | 初学者向けの短答式対策・論文式対策のセットコース | 79,800円 |
弁理士 短答合格(基礎/短答)コース [2022年度試験対応] | 短答式試験の対策コース | 59,400円 |
初学者向けなのは短答・論文総合コースです。
弁理士試験の合格に必要な基礎的な法律知識から、短答式と論文式で問われる論点や演習までフルで学習できます。
短答合格コースと論文対策コースは総合コースの一部を抜粋したコースで、弁理士試験の学習経験がある人向けです。
スタディング弁理士講座の価格
スタディングは講座価格が安いことで有名です。
弁理士講座も圧倒的な低価格で、他校の講座の半額以下に抑えられています。
予備校 | スタディング | 資格スクエア | アガルート | 代々木塾 | LEC | TAC |
価格 | 79,800円 | 265,000円 | 229,000円 176,330円 |
316,800円 | 495,000円 435,000円 |
388,000円 330,000円 |
税込定価(赤字は割引価格)を表示
価格表示している講座のコースは次のとおり
・スタディング:弁理士 基礎・短答・論文総合コース[2022年度試験対応]
・資格スクエア:【2022年向け】基礎・短答・論文パック
・アガルート:弁理士試験|【2022年合格目標】総合カリキュラム
・代々木塾:2022年論文短答入門コース(通学・通信)
・LEC:2022年向け 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括【通信/宮口・納冨・江口】
・TAC:2022年合格目標1年本科生 Web通信講座(入学金1万円が別途必要)
大手予備校と比較すると1/5~1/6の価格、同じオンライン学習サービスの資格スクエアやアガルートと比較しても1/3~1/4です。
弁理士試験を独学で勉強した場合にかかる費用の平均が10万円前後なので、独学よりもスタディングを利用した方が安く済みます。
追加で参考書や問題集を購入したとしても、他校の講座を受講するより費用を抑えられます。
コスパを重視する場合、口コミで評判のアガルートの弁理士講座も選択肢に入ります。
合格実績
スタディングの弁理士講座は、残念ながら合格実績を公表していません。
ただし、公式サイト内の「合格者の声」ページには、弁理士試験に合格した受講生の感想が掲載されています。
他の講座も合格実績を公表しているところは少ないので、スタディングの非公表が特に目立っているわけではありません。
スタディングの弁理士通信講座の気になる口コミ評判
スタディング弁理士講座のデメリットを指摘する口コミ評判を見かけることがあります。
- 安かろう悪かろう
- 質問サービスがない
- 製本テキストがない
誤解に基づく口コミ・評判もあるので、一つひとつ詳しくチェックします。
スタディング弁理士講座の口コミ評判:安かろう悪かろう
ブログ
スタディングの弁理士講座は7万円台という安さが最大のメリットですが、この講座だけでは合格できないのが最大のデメリットです。
カリキュラムも学習システムも価格相当、初学者がスタディングだけで試験に合格するのは至難の業です。
Twitter
スタディングの講座だけで弁理士試験を突破するのはムリやろ…
スタディング弁理士講座の口コミで散見されるのが、「安かろう悪かろう」「スタディングだけで合格はムリ」というものです。
「講座の内容が価格相応で、合格力が身につくレベルには程遠い」という記事まであります。
でも、そうしたネガティブな口コミを書いているSNSアカウントやブログをチェックすると、必ず他講座をべた褒めしていることが分かります。
大手予備校や他のオンライン学習サービスを高く評価し、比較対象としてスタディングを引き合いに出しているわけです。
詳しく見ると、「この人、本当にスタディングの講座を使ったり調べたりしたのかな。」と思える内容が書かれています。
「安かろう悪かろう」もその一つです。
スタディングのカリキュラムは、効率性を重視するオンライン学習サービスの中でも特にコンパクトにまとまっていて、スキマ時間でも合格が狙える内容になっています。
また、オンライン学習システムは他講座とは別次元の高いレベルです。
それにも関わらず「講義時間が短いから合格には心もとない」「どこにでもある学習システム」などと書いてある記事が少なからずあります。
実際にスタディングを受講したり無料講義を視聴したりすれば間違いに気づくはずですが、それすらやっていないということです。
スタディング弁理士講座の口コミ評判:質問サービスがない
ブログ
スタディングには質問機能がありません。
困ったときに質問できる窓口がないと調べるのに余計な時間がかかるし、モチベーションも下がってしまいます。
Twitter
せっかく予備校に通っているのに質問できないなんて。
オンラインでも質問くらいはさせてほしい…
スタディングには、勉強の分からないところを講師に質問するサービスがありません。
質問サービスは難関資格の対策講座では基本機能の一つで、他校はほぼ全て同サービスを設けています。
でもスタディングは、圧倒的な低価格を実現するために運営コストをできるだけ下げており、質問サービスを設けていません。
出典:スタディング
オンライン予備校でも質問サービスは基本機能としてついているので、ないのはスタディングのデメリットと言えます。
ただし、スタディングの講義はスライド+講師の説明という情報を覚えやすいスタイルですし、講師の説明が分かりやすいので大きな問題とは言えません。
司法書士や司法試験予備試験の講座にも質問機能がないのですが、講義が分かりやすいので使う機会はそう多くありません。
スタディング弁理士講座の口コミ評判:製本テキストがない
ブログ
スタディングの講座には紙のテキストがありません。
他資格の講座には別売で製本テキストが購入できるモノもありますが、弁理士講座にはそれすらなく、紙のテキストで勉強したい人にはつらいです。
Twitter
テキストに書き入れていく勉強法が好きなんだけど、スタディングには紙のテキストなくてできない。
スタディングは、オンライン学習サービスの中でも「オンラインで学習を完結させる」ことに特化したサービスで、セットコースでも紙のテキストが付属しません。
そもそも講義でテキストを使わず、復習用にWebテキストは準備されていますが使わなくても勉強ははかどります。
他講座には別売で製本テキストを購入できるものもありますが、弁理士講座には見当たりません。
ただし、Webテキストをテキストデータとして印刷できるので、テキストに書き込みながら勉強したい人でも困りません。
テキストに書き込みながら知識を定着させるスタイルの人にはつらいところです。
ただ、オンライン機能が充実しているので、使い慣れると気にならなくなります。
スタディングの弁理士通信講座の良い口コミ評判
スタディング弁理士講座の良い口コミ評判は、次のとおりです。
- とにかく価格が安い
- スマホ一つで学習が完結する
- オンライン学習システムの機能が充実
スタディング弁理士講座の口コミ評判:とにかく価格が安い
ブログ
スタディングの弁理士講座は、何といっても安いです。
大手予備校の講座の5~6倍は安く、資格試験にそれほどお金をかけられない人向けです。
Twitter
講座が安いからスタディングに決めた。
安すぎて不安だったけど、学習システム見て「これは大丈夫だ!」と思えたよ。
去年は別のオンライン予備校だったけど、昨日の充実度がダンチ!
スタディングの弁理士講座の口コミで多いのは価格の安さです。
基礎+短答+論文のセットコースで税込81,400円というのは、他の講座とはけた違いです。
また、期間限定の割引セール中に購入すれば、さらにお得に購入できます。
例えば、2020年7月には総合講座が1万円引きの70,400円(64,000円)で販売されています。
セールの開催時期は公表されていませんが、春から夏にかけては比較的セールが多くなっています。
公式サイトに公表されるので、見逃さないようにしましょう。
スタディング弁理士講座の口コミ評判:スマホ一つで学習が完結する
ブログ
スマホ一つあればいつでもどこでも学習できます。
重いテキストも六法も不要、ペンやノートさえいらないのはスタディングくらいです。
Twitter
オンライン予備校って他にもあるんだけど、スマホだけで勉強できるところは限られている。
オンライン環境さえあればいつでもどこでも勉強できるのは本当に楽。
最大の特徴は、スマホ一つで学習が完結するオンライン学習システムです。
オンライン学習サービスはスタディング以外にもたくさんありますが、オンラインだけで学習できるサービスって実は多くありません。
動画視聴はオンラインだけどテキストは製本でノートは手書きというサービスがまだまだ多いのが実情です。
「通勤講座」という旧称のとおり、仕事で忙しい人でもスキマ時間で資格の勉強ができるようにすることがコンセプトです。
そのため、スマホだけで完結するオンライン学習システムを採用し、講義内容もスマホ視聴に最適化されています。
短い講義時間
講義は、スキマ時間でも視聴できるよう1講義15~30分くらいに設定されています。
1講義30分なら通勤電車の中や仕事の休憩時間でも見終わりますし、仮に見終わらなくても短い内容なら覚えておけます。
倍速機能を利用すればより短い時間で視聴できます。
インプットとアウトプットの繰り返し
学習スタイルは、インプットとアウトプットの繰り返しです。
出典:スタディング
講座を視聴した後にスマート問題集や過去問でチェックすることにより、効率的に知識を定着させることができます。
問題も短時間で解けるようになっているので、忙しい人でもスキマ時間で対応可能です。
講義はスライド+講師の説明方式
動画講義は、画面いっぱいに映し出されたスライドを見ながら講師の説明を聴く方式です。
スライドには講義の要点が映し出され、講義の進行に応じて変化しています。
法律の難しい概念も図や表を使って分かりやすく表示されるので、スライドを見るだけで内容がスッと頭に入ります。
スライドと講師の説明は連動しているので目と耳の両方から情報が入り、1度の視聴でも記憶に残りやすいです。
基礎・短答・論文それぞれスライドの使い方や説明の内容を変え、より効率的に学習できるように工夫されています。
基礎/短答対策講座
総合講座で受講する基礎講座と短答対策講座は、条文の手続きと流れを重視した構成です。
試験の合格に必要な条文や手続きの流れをスライドで表示して講師が補足するスタイルで、文字情報だけを見るより格段に理解しやすいです。
短答式解法講座
短答式解法講座は、基礎/短答講座で身につけた知識を活用して短答式試験の問題を解く力をつける講座です。
過去問を使って解放のテクニック、覚え方、事例問題の解き方などを学習し、得点力を磨きます。
弁理士試験で出題される組み合わせ問題についても、効率的に解答する方法を示してもらえるので、初学者でも短期間で得点力が伸びていきます。
スマート問題集とセレクト過去問集
短答対策には、スマート問題集とセレクト過去問集という2つの問題集があります。
スマート問題集は、基礎講座で学んだ知識の定着度をチェックするためのオンライン問題集です。
一問一答形式で出題されるので、講義視聴後のスキマ時間に取り組むことで知識を定着させられます。
セレクト過去問集は、短答式試験で出題された過去問のうち重要なものを厳選したオンライン過去問集です。
過去問をオンラインでサクサク解いて丁寧な解説を見ることで知識と得点力UPを狙います。
普段の勉強にはスマート問題集を使い、試験前の総まくりでセレクト過去問集を使う人が多くなっています。
論文対策講座
論文対策講座には、パターン別練習問題と本試験予想問題演習があります。
パターン別練習問題は、論文式試験の過去問分析に基づいて、15の頻出パターンから問題が出題されます。
本試験予想問題演習は、本試験と同じ形式で出題される予想問題です。
過去問分析で抽出された出題可能性の高い論点から出題され、丁寧な解説講義を見ながら知識と解法を定着させていきます。
Webテキストは復習用
Web上でテキストを閲覧できます。
でも、Webテキストは復習時に知識の確認のために使うことが想定されており、講義中は開かなくても内容を理解できます。
Webテキストには、講義レジュメのように各分野のポイントや講義の補足、問題の解き方などがコンパクトにまとめてあるので、講義と同じく見て理解しやすいです。
スタディング弁理士講座の口コミ評判:オンライン学習システムの機能が充実
ブログ
学習システムには、講義以外にも様々なお役立ち機能が搭載されています。
学習フローや進捗管理、マイノートなど痒いところに手が届く内容で、学習に関するすべてをオンラインに一元化しようという意気込みを感じます。
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何がすごいって、スケジュールから問題解くのまで全てオンラインでできるところ。
他のオンライン学習みたいにテキストもないし、まさにTHE・オンライン学習って感じ。
オンライン学習システムには、学習効率を上げるための機能がいくつも搭載されています。
- 学習フロー
- 学習レポート(進捗管理)
- マイノート
- 検索機能
- 勉強仲間機能
学習フロー
独学で悩ましいのが「勉強の計画を立てること」です。
学習フロー機能では、いつどの順番で勉強すれば良いか最適な流れを示してくれます。
基本的には講義視聴→確認問題→演習というインプットとアウトプットを繰り返すスケジュールが示されます。
学習レポート(進捗管理)
オンライン学習ならではの機能が学習レポート(進捗管理)です。
学習した時間と進捗状況をグラフや数値で示してくれる機能で、「どれだけ頑張っているか」が一目で分かります。
学習のモチベーションUPや習慣化に役立つ機能として、受講生から好評です。
司法試験や司法書士試験などでは、学習レポート機能を取り入れている他校の講座が多いのです。
でも、弁理士講座ではごく限られています。
モチベーションやスケジュールを自分で管理するのが苦手な人にはピッタリです。
マイノート
マイノート機能とは、講義中や問題演習中に重要だと思ったことなどをオンラインのノードに書き留めておく機能です。
作ったノートは同期されるので、別端末で確認することもできます。
手書きノートのように持ち運ぶ手間がなく、いつでもどこでも書き込めるので便利です。
検索機能
検索機能とは、気になるキーワードを検索して各種情報を表示できる機能です。
「講義」「ビデオ」「問題」「冊子」「Webテキスト」「メモ」の6つの場所から情報を検索できます。
知りたいキーワードが出てきたら、探す場所を選んで検索することですぐ情報を得ることが可能です。
GoogleやYahoo!の検索と同じ感覚で使えるので、ちょっとしたことでも気軽に利用できます。
勉強仲間機能
勉強仲間機能とは、受講生同士がオンラインでつながることができる機能です。
弁理士試験の勉強は孤独な戦いなので、志を同じくする仲間との出会いはとても重要な意味を持ちます。
オンライン学習だと予備校と違って仲間と出会いにくいところがあるのですが、勉強仲間機能を使えば手軽に発見できます。
SNSのような使い方ができるので、勉強のモチベーション維持に役立ちます。
実際にSNSで探す方法もあるのですが、弁理士試験はそれほどメジャーではないので簡単ではありません。
スタディングの弁理士通信講座が向いている人
向いているのは、次のような人です。
- 予備校に通う時間がなくオンラインで学習したい人
- 弁理士講座の費用をできるだけ抑えたい人
- 効率的に合格力をつけたい人
仕事が忙しくて予備校に通う時間のない人や学習コストをできるだけ抑えたい人には有力な候補になります。
また、効率的に合格する力を身につけたい人にも向いています。
大手予備校でも合格力は身につきますが、網羅的に学習するカリキュラムが組んであるので、効率性の観点から見ると無駄が多いです。
効率性を重視するなら通信講座が優秀と言えます。
こんな人には向いていない
- 予備校でじっくり時間をかけて勉強したい人
- コストを気にせず網羅的に勉強したい人
- モチベーション維持に自信がない人
予備校に通う時間とお金が十分にあり、網羅的に学習したいと思っているなら向きません。
また、学習のモチベーションやスケジュールを自分で管理できない人も、高い合格実績のあるLECを受講した方が合格できる確率は上がるでしょう。
通信講座だとどうしても独学メインになるので、独学が苦手だとつらいです。
スタディングの弁理士通信講座の口コミ評判のまとめ
口コミ評判に基づくメリットとデメリットをまとめます。
口コミ・評判 | 内容 |
メリット |
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デメリット |
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向いているのは、次の条件を満たす人です。
- 予備校に通う時間がなくオンラインで学習したい人
- 弁理士講座の費用をできるだけ抑えたい人
- 効率的に合格力をつけたい人
講座選びでもっとも大事なのは、自分の学習スタイルに合うかどうかです。
いくら評判の良い講座でも、カリキュラムや講義が魅力的でも、自分に合わないと学習効率が下がって合格が遠のきます。
そのため、まずは公式サイトにアクセスし、無料講義を受けて感触を確かめてみてください。
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